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お金の使い方がわからない人に捧ぐ

大学生にとって役立つ情報の発信をしていたり、お金の使い方に関する情報を発信しています!

お金の使い方がわからない? ならビジネスの裏側を見てみます?

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「お金の使い方がわからない……。お金ってどう使えばいいんだ……?」

 この悩み、抱えている人にとっては本当に深刻ですよね……。

 自分自身もあまりお金を使わないタイプなので、とてもよくわかります。

 そこで今回は、お金を『フェアトレードのおかしな真実』に使ってみる事を提案します。

 では目次です。

 

 

 

フェアトレードとは?】

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 フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を、適正な価格で継続的に購入することにより、開発途上国の立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。

フェアトレードの定義 : フェアトレード・ラベル・ジャパン / Fairtrade Label Japan

 上のサイトから引用したものです。

 漢字とか色々すごくて、見づらくて申し訳ないです笑

 なんとなく「開発途上国の人を助けるための、貿易の仕組みなんだなー」と分かってもらえれば大丈夫です。

 今回はこの、「フェアトレード」に関する本を紹介します。

 どのようにチョコレートなどが生産されているか、その現場に行ってみた、というような本です。

 なので、貿易面というよりは、生産の現場について述べている本です。

 

 

 

【僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た――本の紹介】

 フェアトレードは巷で流行りだ。

 ファストファッションと同じくらい流行っているかもしれない。

 フェアトレード認証マークというものも登場し、今では色々な所で見かける。

 フェアトレード認証マークがついた物を買えば、それだけで開発途上国の生活を支援できる。

 夢のような話だ。

 そんな商品を買えるこの国は、夢の国ディズニーランドに匹敵するんじゃないか?

 ――しかし、だ。

 そんな、夢のような商品が、果たしてあるのだろうか?

 自分を含めた一消費者は、買って満足していいんだろうか?

 はたして、本当にそこで払ったお金が、生産者の元に届いているのか?

 そんな疑問を抱いたとしても、生産者の下に飛んでいく勇気も時間もない。

 「フェアトレードはフェアだ」と信じるしかない。

 消費者に打てる策はもうない、THE ENDだ……。

 そうやって我々が悲観しているうちに、コナー氏がやってくれました。

 我々が普段、何気なく買って、消費している物が生産される過程を丹念にたどり、解き明かしてくれました。

 コーヒー、電子機器、ゴム、服。

 他にも色々と。

 読んでみた印象は――まあ、五分五分かな。

 知らなければ、俺はもっと気楽にばしゃばしゃ消費できたのに……。

 ウォーリーやキカの生活を知ると、何とも言えない気持ちになった……。

 でも、知ったおかげで分かったよ。

 まだ、この世界には、解決すべき課題が山積みだということ、そして、自分もそれに立ち向かえる一人なんだと。

 お金の使い方がわからない人は、一度読んでみる価値はある。

 お金の使い方や、ひょっとすると、時間の使い方さえ、変わってしまうかもしれないから。

 

 

 

【文章や文体】

 文章は非常に親しみやすいです!

 作者の心情描写も多いため、作者と一緒に生産現場の理不尽に嘆いたり、あるいは未来への希望に喜んだりすることができます。

 取材形式ですが、話を聞いた相手も、親しみやすい人が多く、読んでいるうちに親近感が湧きます笑

 また、随所にちりばめられた、面白いフレーズがくすっと笑わせてきます。

 例えば、ラオスという国では、ゴムを作るために、もともとあった森林を伐採して、企業がゴムの木を植えています。

 それに対して、環境保全の活動家が怒っている時の話。

ラオス政府とゴム企業は、もともと生えていた固有種より、多くのゴムの木を植えていると主張して、活動家たちの怒りを鎮めようとしている。笑えることに、ゴム企業は「森林破壊」でなく「森林再生」に取り組んでいるとしているのだ。

 堂々と、「笑えることに」なんて書いてあるもんだから、読んでいるこっちも、ゴム企業の不思議な主張に笑えてきます笑

 他にも所々にくすっとくるフレーズがあり、飽きさせないつくりになっていて、読みやすいです。

 

 

 

【感想】

 日本という消費社会に生きている誰もが読むべき本だな、と感じました。

 皆さんは、目の前にあるパソコンやスマートフォンを、お店で買ったと思います。

 しかし、それを作る過程で、一体どれくらいの人が、どうかかわってきているか、わかりませんよね?

 この本は、パソコンやスマホができるまでを、鮮明に、痛々しく描き出しています。

 電子機器には、スズというものが用いられているのを知っていますか?

鉛フリーはんだ - Wikipedia

 はんだ付けは聞いたことがあると思いますが、そのはんだの成分に、スズも用いられているのです。

 そのスズですが、コンゴルワンダという、アフリカの国で採られています。

 どのような労働環境の元で採られているのでしょうか?

 コンゴについてしばらく書いていきますね。

 コンゴというのは、政情が安定せず、政府軍と反政府軍が各地で紛争を繰り広げている地帯です。

 昼間は戦闘、夜は誘拐される可能性が付きまとい、常に危険です。

 そんな不安定な状態の中、スズは地下深い穴の中で掘られています。

 ちなみに、その土地は地盤が緩く、雨が降ると地滑りで穴が崩れ去り、生き埋めになる可能性があります。

 1年間に10人ほど、それによって命が失われています。

 昼間は穴の奥深くで死の恐怖におびえ、夜は戦闘に巻き込まれないか、不安で寝つけない。

 そんな環境で、スズは採取されているのです。

 スズを運ぶのにも、非常に大きな苦労が伴います。

 なんて言ったって、スズを輸送するだけで、不当な税金を取られたり、命を取られたりするのですから。

 そしてその苦労の遠因は、やはり先進国の、ちょっと無責任な消費者です。

 フェアトレードが流行り、消費者は最近、自分の商品の出所が気になっています。

 それは電子機器にも当てはまります。

「これは不当な労働環境で作られたものではないのか?」

 消費者は疑います。

 企業側は消費者の疑いを晴らすべく、誠実に行動してくれます。

コンゴでは、不当な労働環境でスズが採取されていますが、ルワンダのスズは安心です。我々がこの目で確認しました」

 ドヤ顔で電子機器メーカーは言います。

 コンゴと川を隔ててそばにあるルワンダで、どのようにスズが採取されているのか、実際に目で見たのでしょう。

 彼らは「ルワンダのスズの採取方法は、人権に配慮していて素晴らしい」と、ピュアに確信しています。

 そして、ルワンダのスズばかりを輸入するようになります。

 めでたしめでたし。

 さて、そんなめでたい日の夜のことです。

 コンゴルワンダを挟む川に、人が集まってきました。

 コンゴからスズを密輸せんとする人々が結集しています。

 しかしそこには、川を我が物顔で支配する、川渡しもいます。

「この川を渡りたいなら税金を払いな」

 ピュアな密輸人は税金を払います。

 不純な密輸人は、見えないところで川を渡ります。

 見つからなかったら大儲けですが、見つかったら殺害されて、川に流されます。

 スズは多くの人の、本当に並大抵でない苦労によって、日々健やかに、穏やかに過ごす我々の手に届きます。

 これを知ったうえで、目の前のパソコンやスマホを眺めてみてください。

 当然、電子機器を使うなとは言いませんが、強い想いや、使命を持って使うべきであることは、間違いありません。

 おしまい。

 

 ――と言いたい所ですが、まだ触れておきたいことがあります。

 電子機器は、原料の採取の後に、加工して組み立てる必要があります。

 この組み立て工程は、中国の人が担ってくれていることが多いです。

 ではこの組み立て作業。

 その実態は、どういうものなのでしょうか。

 この本によると、何人もの人間が、一日1万回ぐらい同じ作業を繰り返すことで、1万台の商品を完成させているようです。

 単調な作業の繰り返し中、会話は許されません。

 ちなみに、土日も働きますが、土日は給与は出ません。

 不当な労働環境がはびこっているので、労働者は国に何とかしてほしい! と言うこともあります。

 国はこれはまずいと思い、会社に役人を派遣します。

 そして会社が賄賂を役人に渡し、物事は穏便にすべて片付きます(『ネオ・チャイナ』などで見られますが、中国では賄賂は基本的な戦略です)。

 そして何も変わらず、給与が払われない単調労働は、明日も続いていきます。

 耐えられなくなった人もいるようで、半年間で10人も自殺者エンタープライズウォッチから引用)を出しています。

 そういうものが、いま私たちの目の前にあるのです。

 ……お金や人生の時間の使い方、少し見直したくなりませんか?

 

 

 

【何故お金を使う価値があるのか?】

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 身の回りにある物の真実を知り、生き方やお金の使い方を改める必要があるかも……。

 このような思考の変化が起こるかもしれないので、お金を使う価値があると思います。

 ここで思考の変化が実際に起こった場合。

 一回でも、お金(あるいは時間)というものを有意義に使う方法を見つけたら、「お金の使い方がわからない」とか「暇だ」という言葉は、間違っても出てこなくなりますよ笑

 時間が空いたら、「これをやらなきゃいけないなぁ」と、すぐにやるべきことが湧いてくる。

 お金の使い方がわからない、なんてことはなくなります。

 「こういう事をできるようになりたいから、こうお金を使おう」と、普通に考えられるようになります。

 考えてわからないなら、人に聞くなり検索するなりして調べる。

 わかるまで調べ続ける。

 わかったら、それに向かって行動する。

 それだけで、お金や時間の使い方は、徐々にわかってくるものだと思います。

 と言っても、お金の使い方は、何も壮大な夢とかでなくてもいいんです。

「俺は007を見ている時に心躍るから、スパイになるために頑張ってみるか!!」

 ごめんなさい、例えが壮大になってしまいました笑

 でも、こういう「願望」でさえあればいいんです。

 映画が好きなので、映画の撮影現場とか見に行ってみたいなー、といった、ささやかな夢さえあれば。

 そのためには、旅行費を確保しなきゃ。

 固まった有給を取るため、上司との交渉も必要だ。

 しかし、俺は上司と仲が悪いぞ……。関係修復から試みるか?

 上司との関係修復だって、腹を割って語る飲み会でもしようものなら、お金は吹っ飛んでいきます。

 一人で行って楽しいのか? 007好きの友達(できれば女性)を作ろう。

 といったように、やらなきゃいけないことはいっぱい出てきます。

 お金の使い方がわからない、なんて言っている場合ではなくなるのです!

 なので、やっぱりやりたいことを見つけるのが大事ですね!

 自分自身、ブログを書いたり、インターンを始めたりして、強く実感しています。 

 

 

 

【ファンである自分の雑記】

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 この本の中で、社会貢献性の高い企業も出てきました。

 彼らはきっと、社会貢献について責任を持って頑張っている企業なので、紹介しておきます。

 1つめは中国の『恒大集団』です。

 ここの社長である、ユー氏がこの本の中で出てくるのですが、ユー氏は強く社会貢献を意識しています。

 そしてユー氏は「最近の中国の若者は、財を成しても、それを誰かのために使う事をしない」と嘆いてもいます。

 中国は経済立国となり、いつの間にか日本をぶち抜いていきましたが、「誰かのために何かをなす」という視点は、大きく欠けているようです。

 一方、日本ではTFTのような社会貢献性を意識した動きが活発になってきていると思います。

 そこを研ぎ澄ませていけば、日本はもう一度、世界で圧倒的存在感を放てそうな気がしています。

 次に紹介する企業は、『Ethical Addictions』です。

 また外国の企業ですみません笑

 EA(略しました)の凄い所は、フェアトレードの認証をもらっていない、けど行っているのはフェアトレードそのもの、という所です。

 フェアトレードは認証のために、人件費がかかっています。

 EAはそこに疑問を呈しています。

「いや、そんなことに人件費かけるぐらいだったら、生産者に払った方がよくね笑」

 そう考え、彼らはあえてフェアトレード認証をせず、生産者にさらに「フェア」な還元を行っています。

 ただ、フェアトレード認証されていないせいで、こういう素敵な企業が、消費者の目からすると見えない。

 これが大きな問題なんですよねー……。

 あわよくば、この記事を読んだ人から、この問題に取り組む勇者が現れてほしい!

 さて、お次の企業は『Cadbury』です。

 ここは、フェアトレードという概念が発生するずっと前から、生産者に対して資金援助等を行っていました。

 今より上質な物を生産できるよう、サポートし続けてきました。

 この事実だけで、十分素晴らしい企業です。

 べ、別に、紹介することが何もないとか、そういうのじゃないんだからね……!!

 実際、この本を読んで本当にいい企業だな、と感じました。

 さて、こちらで最後です。

 『Olam international』。

 綿花などを取り扱っている企業ですね。

 GAPなどの超有名アパレル企業に、綿を下ろしたりしてるようで、超優良な企業です。

 そして彼らも素晴らしい。

 何よりびっくりしたのが、ホームページです。

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(Olam internationalのホームページから引用)

 CSRないやん笑 クソじゃないか笑 と、最初は馬鹿にしていていました。

 しかし、しっかりと「Sustainabily(持続可能性)」という項目がありました。

 企業が事業を続けていくためには、持続可能性が必須になります。

 生産者を酷使しているシステムでは、反乱やストライキなどで、いずれ持続可能とは言い難い状態に陥るでしょう。

 環境の汚染を続けていても、惑星全体として、持続可能とは言い難いです。

 生産者に適正な待遇を与えることや、環境への配慮。

 色々な要素を統合的に「持続可能性」と表現しているのでしょう。

 そして持続可能性の項目の厚みがすごい笑

 Case studyとかも、10ケースぐらいありましたよ笑

 とにかく、HPからすでに、持続可能な事業に力を入れており、それがそのままCSRなのだ、という覇気を感じさせました。

 本の中では、企業のCSRを担当するトップの人が出てきます。

 その人の言葉を見ると分かりますが、経営利益と、持続可能性を同時に高められる素晴らしい人でして。

 なるほど、こういう人がトップにいれば、そりゃ素晴らしい企業になるわ、と感動しました笑

 

 この本で出てきて、自分の印象に残ったのは、この辺の企業です。

 どの企業も素晴らしい!

 いやー、このような色々な素晴らしい企業を知るだけで、めっちゃ気分が上がります!

 この世界が良くなる兆し、いっぱいあるなー、と思いますね!

 皆さんも、暗闇の中でさんさんと輝く企業の活動を見るために、本を買うのもありかもしれません!

 しかし、さんさんと輝く……。「さんさんと」が明るさを表す形容動詞なら、「もんさんと」が、暗さを表す形容動詞になりうるな……。

 モンサントの悪い子っぷりは、こちらの記事でも書いているので、ビジネスの闇繋がりで、興味があればご覧ください笑

highishiki.hatenablog.com

 

 

 

【紹介したものまとめ】

 今回の記事では『フェアトレードのおかしな真実』について書きました。

 色々な商品が生まれる過程で、どんな場所で、誰が生産してくれているのか。

 それについて、重要な知見を与えてくれる本でした。

 これを読むことで、「時間やお金の使い方が、変わるかもしれない」ので、読む価値は十分にあります。

 さらに、この本の中で出てくる、『恒大集団』『Ethical Addictions』『Cadbury』『Olam international』といった素晴らしい企業を紹介しました。

 

 他にも、モンサントの悪行や医療ビジネスの闇についての本を紹介した記事を載せました。

highishiki.hatenablog.com

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 この記事や本を読んで、お金や時間の使い方を変えよう! と思っていただければ幸いです!

 もしこの記事が面白ければ、シェアお願いします!

 

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!

highishiki.hatenablog.com

お金の使い方がわからない? なら「コクラン」に使ってみます?

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「お金の使い方がわからない……。お金ってどう使えばいいんだ……?」

 この悩み、抱えている人にとっては本当に深刻ですよね……。

 自分自身もあまりお金を使わないタイプなので、とてもよくわかります。

 そこで今回は、お金を「コクラン共同計画」に使ってみることを提案します。

 では目次です。

 

 

 

【コクラン共同計画とは?】

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(コクランライブラリーから引用しました)

 コクラン共同計画という名前を聞いたことがある方は、どれくらいいるでしょうか?

 これ聞いたことがあったら、結構すごいと思うんですよね笑

 相当の医療マニアか、医療に携わって生きてきた人か……。

 まあ、医療マニアってほどでなくても、医療の在り方に疑問を抱いた事がある人なら、知っていてもおかしくないです。

 コクラン共同計画のビジョン(将来像)は

健康と医療についての意思決定が、高品質で適切、かつ最新の総合的なエビデンス(科学的根拠)に基づいて行われることにより、人々がより健康でいられる世界です」。

 ミッション(目的)は「利用しやすく、高品質で適切な、システマティックレビューをはじめとする、総合的なエビデンスを提供し、情報に基づいて、健康に関する意思決定を行えるよう後押しする」ということです。

www.cochrane.org

 ビジョンやミッションだけを聞いてもわかりづらいですよね。

 コクラン共同計画が立ち上がり、本格的に活動する前の医療は、推測で物事を語ることも多かったんです。

 ○○という病気は、発症前にだいたい心不全の症状が出るので、抗心不全薬剤を使えば防げるはずだ、みたいな。

 そういう状況下で、コクラン共同計画は、

「いや、今まで色々な臨床試験データが積み上がっているんだから、それらを統計的、統合的に見て、確率的に効果がありそうなものを選択しようじゃないか」

 と訴えたわけです。

 それにより、今まで対処法Aがいいとされていたものが、実は、AよりもBの方が良いんだ、というのが明らかになったり。

 さらに、コクラン共同計画の素晴らしい所はここからなのです。

 統合的判断を下して、より正確性の高まった医療情報を、医療に従事しているわけでもない人にも、わかりやすく提供しよう、という想いがあるのです。

 そうすることで、多くの人の医療に関する意思決定を、より行いやすくしよう。

 コクラン共同計画は、一般の人にも、医療で適正な意思決定をできるだけの、情報を提供しようとしているのです。

 例えば、こちらのページでは、コクラン共同計画が調査を行った、たくさんの事例が載っています。

www.cochrane.org

 最近の物であれば(発表後1年以内?)、調査結果をまとめた論文まで閲覧することができます。

 自分は理系院生だったので、昔は論文とかも読んでいました。

 なので、気になって原本をちらっと見たんですが、かなりしっかりと統計的解析がされていて感激しました笑

 ここまでをまとめると、コクラン共同計画は「公正な医療を、より多くの人に届ける」ために頑張っている組織と言えます。

 ちなみに、自分がコクラン共同計画について知ったのは、医療マニアだったからではありません笑

 医療に対して、少なからぬ疑いは持っていましたが笑

 自分がこの組織について知ったのは、『新・医療ビジネスの闇』という本からです。

 この本については別の記事で紹介したので、リンクを貼っておきます。
highishiki.hatenablog.com 本のタイトルがすごいですが、アメリカの医療や、国民の健康がどれだけ危機的な状況であるか。

 そして、日本にもその危機が迫っている事を、如実に語ってくれています。

 病院に行くことがある、すべての人たちに読んでほしい本ですね。

 

 

 

【何故お金を使う価値があるのか?】

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 ここにお金を提供することで、世界の医療の質が飛躍的に上がる可能性があります。

 コクラン共同計画の活動は、今までの論文の在り方に、様々なインパクトを与えてきました。

 例えば、製薬会社から資金援助を受けた研究室が、その製薬会社が作った薬の有効性を試験する場合。

 効果がなくても、効果あり、と誤解を与えうる論文を発表することがあります。

 あるいは、効果がない、副作用が大きい、と結論付けられたデータは、意図的に発表されなかったり。

 そんな人として最低なことをするやつがいるの? と思う方もいるかもしれません。

 そういうピュアな方は、ぜひ『背信の科学者たち』なども読んでみるといいでしょう。

 研究室にいた者からすると、なるほど、研究不正をしてしまう人たちの気持ちも、分かるな……。

 となってしまいます笑

 じゃあ研究室ではなく、製薬会社が悪いのか、と言う話になります。

 そうかもしれないですし、製薬会社自身が悪いわけではない可能性もあります。

 製薬会社には、必ず株主がいます。

 もしその株主が、利益のみを優先する存在であれば、どうでしょう? 

 そうやって、研究者の事情、資金援助団体の事情、その団体を支援している人の事情などなど……。

 様々なものが絡み合って、医療データがゆがめられてしまうことがあります。

 コクラン共同計画は、その辺を踏まえて、論文の内容を精査します。

 「あまりにもポジティブなデータが多すぎないか?」「未発表の論文はないか?」など。

 その辺の情報を愚直に追跡し、より統合的な視点で処置を見れるようにしています。

 なので、我々に施される処置がより正確で、良い物に近づいていくのは間違いないでしょう。

 

 

 

【トップや団体に関する記事】

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 これについては、あまりよく知らないんですが、

効果と効率―保健と医療の疫学 | A.L.Cochrane, 森 亨 |本 | 通販 | Amazon

 この本は、コクラン共同計画の創始者である、コクラン氏が記した本の訳本です。

 コクラン氏が掲げていた、医療に関する思想にも触れらているようなので、この本を参考にすると、コクラン共同計画の全容が見えてくるかもしれません。

 

 

 

【ファンである自分の雑記】

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 この記事をここまで読んでくれた方で、上で紹介した

highishiki.hatenablog.com

 これをぜひ読んでほしいな、と思うぐらいですかね笑

 というのも、この記事を読み、医療ビジネスの構造を理解することで、コクラン共同計画の重要性が、より一層わかるようになるからです。

 医療ビジネスの構造は複雑だし、巨大な金が動いています。

 というか、巨大な金を動かせるプレイヤーが、医療ビジネスの裏には存在しています。

 彼らがコクラン共同計画の資金事情を侵食してしまうと(すでにそれは始まっているかもしれない!?)、コクラン共同計画の中立性が損なわれます。

 そのような、「自分たちが寄付しておかないとヤバいな……」という危機感を感じることができるのです。

 なので、あの記事については一回、目を通していただけると嬉しいです。

 

 

 

【どこから寄付できますか?】

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www.cochrane.org

 お金の使い方がわからない方は、こちらでぜひ寄付してみてください!

 

 

 

【紹介したものまとめ】

 今回は「公正な医療を、より多くの人に届ける」ために頑張っている、コクラン共同計画について紹介しました。

 ビジョンなどなど、様々なものがこのサイトにまとめられているので、興味が湧いた方はぜひご覧ください!

www.cochrane.org

 また、コクラン共同計画の重要性を理解するために、

highishiki.hatenablog.com


 この記事も参照お願いします。

 読んでいただき、ありがとうございました!

 記事を読んで「役に立ったな」と思う方はシェアをお願いします!

 

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!

highishiki.hatenablog.com

 

お金の使い方がわからない? なら「リディラバ」に使ってみます?

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 16200。

 この数字が何か分かりますか?

 少し考えてみてください。

 日本の人口の、だいたい5000分の1ですね。

 つまり、5000人に1人がこの数字に関わりがある、ということです。

 

 

 

 さて、皆さん、答えは出ましたか?

 正解は「1か月で、グーグルやヤフーを用いて、『社会問題』と検索された回数」です。

キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール aramakijake.jp

 このサイトで「あるキーワードが、月間でどれくらい検索されたのか」というのを大雑把に出すことができます。

 ここで「社会問題」というキーワードを入れて、チェックしてみました。

 一か月で、日本の5000人に1人が、社会問題に興味を示して、検索しているんです。

 当然、興味がなければそこを解決しよう、という流れは生まれてきません。

 つまり、日本で社会問題を解決するポテンシャルを持っている人は、多くても5000人に1人ということになります。

 これが多いと考えるか、少ないと感じるかは、人それぞれでしょう。

 もし、これを少ないと感じるのなら、使い方がわからないあなたのお金で、人数を増やすための努力に参画してみませんか?

 では目次です。

 

 

 

【リディラバとは?】

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 リディラバとは、「社会の(社会問題に対する)無関心を打破する」事を目的とし、活動している団体です。

 具体的に行っている活動としては、

・社会問題に実際に触れることができる「旅」の提供

・社会問題を発信するメディアの運営

・地方への移住検討者のための、口コミプラットフォーム(初めて知りました……)

 特に一番目の「旅」というのは、非常に面白い試みだと思います。

traveltheproblem.com

 これは、東京にいるホームレスの方の実態を知ることができるツアーであり、東京のホームレスの方と実際に喋ることができたりします。

 住んでいる方は当然知っているでしょうが、東京にはホームレスの方がいます。

 新宿駅とかはすごくて、夜など、風が寒い時には、駅構内で寝泊まりしている方がいたり。

 そのような人と実際に話して、彼らの実情を知ることができるツアーって、とてもすごいと思います。

 普段からホームレスのような人を見て、「助けてあげたいけど、何をしたらいいのかわからない……」と思っている方、ぜひ行ってみるといいと思います!

 リディラバでは、このように社会問題に直接触れることができる機会を、たくさん提供しています。

 今回は、皆さんのお金の使い方の一つとして、こんな団体の活動の支援を提案してみるわけです。

 

 

 

【リディラバが行っているクラウドファンディング

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 お金の使い方がわからない方に対して働きかけようと思っているので、お金をすぐに使えるものを紹介したかったんです。

 そして、都合のいいことに、リディラバが最近クラウドファンディングを始めたので、紹介しておきます!

readyfor.jp

 社会問題に今日が湧いてきて、楽しく学べるような教科書を作りたい、という企画です。

 1000万円を調達しようと試みていますが、すでに400万円近くのお金が入ってきています!

 これは非常にすごいですね、なんなら自分の応援とか全然いらないかもしれない笑

 記事を書いた段階では残り39日、39日以内に1000万円が集まらなければ、このプロジェクトは成立しません。

 皆さん、お金の使い方がわからなければ、まず第一歩として、この活動にちょっと寄付をしてみることから始めませんか?

 

 

 

【何故お金を使う価値があるのか?】

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 社会問題に対する心理的距離を近くする。

 これはつまり、上の方で述べた、「社会問題」の検索量が増える、という事です。

 さらに言えば、社会問題を解決するポテンシャルを持った人が増える、という事です。

 ここに、この活動支援の価値があります。

 では、社会問題に対する心理的距離を近くする、というのを、この記事で試みてみようと思います。

 皆さんにとって、社会問題は遠いイメージかもしれません。

 多くの人が社会問題に興味を持てていない、という課題一つをとっても、「日本の社会問題」として認識できるでしょう。

 ではここで、「多くの人が社会問題に興味を持てない」という課題を、様々な角度で見てみます。

 様々な角度で見ることによって、色んな切り口の解決策が見えてくるからです。

 そして何より、多面的に課題を捉えると、自分自身が興味の湧く切り口というのが、見えてくるものなのです。

 「多くの人が社会問題に興味を持てない」

 会話で喋るテーマにならないのは何故?

・多くの人が避けようとしてきた? あるいは、そもそも興味が湧かなかった?

 多くの人が避けようとしてきた? それは何故?

・日本の歴史の中で、多くの人が社会問題を気にしなくなる、転換点があった(歴史の問題?)?

 歴史の問題なら、そこを研究すれば、別の国で社会問題への興味が薄れるのを防ぐ社会設計にできる?

 興味がわかないのは何故?

・触れ合う機会がなかった? 「社会問題」という言葉が与える、「難しそう」というイメージ?

 触れ合う機会がなかったのは何故?

・会話でもそうだけど、学校でも授業はない(教育の問題?)。教育の問題ということは、教師、教育委員会文部科学省。どの分野から殴り込めばこの課題を解決できる?

 「社会問題」という名前が難しいイメージなのは何故?

・問題とか、社会とか使うから? 「みんなのお悩み」とかにしてみる(言葉の響きの問題?)? 音の響きが人間の認識に影響を与えるのは、証明されてる。

 

 ちょっと疲れたのでこの辺で笑

 普段は、こんな体系的ではない思考はしてないですからね笑!

 マインドマップとかを用いて、価値観レベルの問題、会話レベルの問題、家族レベルの問題(親が社会問題に興味がないからではないか?)など、問題のサイズを変えたりして、色々考えていく。

 そうすることで、今まで見えていなかった社会問題の解決策が見えてきたりします。

 そのような活動を支援する事ができるのが、リディラバの動きを助ける価値でしょう。

(あ、言い忘れていましたが、「そもそも、社会問題を周知させることは何故重要なのか?」を考え抜くことも大事ですよ!

 ひょっとしたら本当に大事なのは、別の事かもしれませんからね!)

 

 

 

【トップや団体に関する記事】

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 団体というのは、そこを率いている人の想いに大きな影響を受けます。

 なので、その団体を支持するか否かを決定する重要な要素として、率いている人間の事を見る、というのは大事な視点になると思っています。

 と言っても、今回に関しては、

readyfor.jp

 この記事を見ればCEO(であってるかな?)の安倍さんの人生や、考えていることが見えてくるので、参考にしてもらえればと思います。

 それ以外にも、

 この本では、安倍さんの本質を見定める力の高さを感じることができます。

日本につけるクスリ : 井上貴至の「地域づくりは楽しい」

 この記事でも、そのような観点が指摘されています。

 

 

 

【ファンである自分の雑記】

 特に言いたいことはないですね笑

 社会問題を「学びたい! と思えるような教科書を作る」という取り組み、文句なしに素晴らしいと思います。

 自分は、社会問題にちょっと興味があるタイプの人間なのですが、社会問題って結構面白いんですよね笑

 色々な課題が複雑に絡み合っている。

 それを丁寧にひも解いて、自分自身が取り組みたいと思える課題にまで落とし込んでいく工程が、結構楽しいんです笑

 例えば、このブログを書いているのも、社会問題への取り組みの一つなんです笑

 自分は「日本では、誰かの理念とか、思想に惚れて寄付をする」という文化が根付いていないのを、問題だと捉えています。

 だからこそ、その文化をちょっとずつでも変えたくて、検索で、「お金 使い方 わからない」と言っている人たちに、魅力的で、社会貢献にもなるお金の使い方を紹介したい。

 そして、その人たちに満足してお金を使ってもらいたい。

 そういう想いを持って、このブログを作っています。

 序盤は色々迷走してて、謎な記事を書いていますが笑

 寄付文化を根付かせる、という方法ひとつとっても、こんなアプローチもあるんです。

 街中で寄付を募るのも、もちろんありです。

 でも、自分はそのやり方できないなと思いました笑

 ただ、逆にブログなら作れるぞと。

 検索でやってくる人たちを捉えて、その人たちに後悔しないお金を使い方を提案してみせるぞと。

 そういう想いを持ってやっています。

 だから、本当に色々な取り組み方があるんです笑

 皆さんも、やっていて楽しいな、と想いながら、社会問題に貢献する方法があるかもしれないので、ぜひ考えてみてほしいです。

 

 

 

【ちょっと響かないです笑】

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「リディラバってなんやねん、言葉の由来が気になりすぎて、文章一個も頭に入ってこんかったわ……」

ridilover.jp

 ここに書いてあるので見てください笑

 自分も初めて知りました。

 そして初めて知った感想を言うと、思いのほか好きになれねえ由来でした笑

 Ridiculous things lover (バカバカしいことが好きな人) 

 を略したらしいです。

 で、社会問題という真面目なことを、もっと馬鹿馬鹿しく、面白く、格好よく伝えることにこだわるらしいです。

 ううん、ううん、馬鹿馬鹿しくする必要は全然ない気がするんだが……。

 ただ、バズりやすいのは馬鹿馬鹿しい記事だったりするしなあ……。

 その辺は、何を重視するかによって、違うのでしょうね。

 バズってリディラバの存在をより多くの人に知らせる、というフェーズなら馬鹿馬鹿しくして、面白くした方がいいし。

 多くの人が社会問題に親しみが持てる領域になったら、そこからは社会問題の奥深さ、どういう角度からでもアプローチできる、という面白さを伝えてくれるんでしょう!

 なんにせよ、名前など気に入らない事が多々あった方には、無駄な時間を使わせてしまって申し訳ありません。

 読んでいただきありがとうございました!

 役に立ったり、面白いなと思ったら、シェアなどよろしくお願いします!

 

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!

highishiki.hatenablog.com

 

お金の使い方がわからない? なら「TFT」に使ってみます?

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「お金の使い方がわからない……。お金ってどう使えばいいんだ……?」

 この悩み、抱えている人にとっては本当に深刻ですよね……。

 自分自身もあまりお金を使わないタイプなので、とてもよくわかります。

 そこで今回はお金を、「ヘルシーなご飯を食べることで、貧しい地域の人たちに給食が出る」というシステムを運営している、「TFT」に使ってみる事を提案します。

 では目次です。

 

 

 

TFTとは?】

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アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト

 皆さんはTFTの事を聞いたことがあるでしょうか?

 爆薬によく使われるあれでしょ? いや、それにはお金使えないっすわ笑

 となっている方、それはTNTです。

 トリニトロトルエンです。

 でも今回自分が紹介するのはTFT

 テーブル・フォー・トゥーです。

 TFTは様々な食堂などと提携して、TFTのヘルシーなメニューを一食につき、貧しい国の人たちの給食が一食分届く」というサービスを提供しています。

 ここで「ヘルシー」という部分も大事です。

 現在アメリカなどの先進国では、ジャンクフード等の消費量が増えたことにより、肥満などが増えています。

 TFTは、そのような「アンヘルシー」な生活を行う人たちも、「ヘルシー」な食事を提供して、助けようとしているのです!

 これを聞いた時点で社会貢献性ヤバくないですか?

 今すぐにでも家を飛び出して、TFTのメニューを食べに行きたくなっちゃいますよね!

 でもその熱い衝動はひとまず押さえて、この記事を読んでいただきたいです。

 そして記事を読み終わった後に、燃え盛る太陽のごとき高ぶりを胸でとどろかせながら、TFTのメニューを食べに行ってください。

 

 

 

【何故お金を使う価値があるのか?】

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 何故お金を使う価値があるのか? についてですが……。

 逆にこれのどこにお金を使う価値がないのか? というレベルですよね笑

 ただ、途上国の食糧の支援とかにあまり興味が湧かない方にとっては、あまり魅力的ではないかもしれません……。

 そのような方は一回、海外ボランティアに参加してみるといいかもしれません。

volunteer-platform.org

 こことかは結構有名なボランティアプラットフォームです。

 僕自身も今年は時間が空いているので、なんとか行けるなら行ってみたい気持ちです。

(ただ、お金のとの兼ね合いで悩み中……)

 

 

 

【社会貢献性はどうなのか?】

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 これも言わずもがなという感じですね、社会貢献性があるのは当たり前です!

 

 

【ファンである自分の雑記】

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 ここはTFTのファンである自分が、書きたいことについて書くパートです笑

 以下の3点について書きますね!

TFTのメニューのキノコ率の高さ

・自分の好きなメニュー

TFTというNPOは結構すごいのではないか?

[・TFTのメニューのキノコ率の高さ]

 これですね。

 これはTFTの不満な所なんですが、マジキノコ率高い気がします笑

 本当に大変なぐらいキノコです。

 スーパーマリオだったら15段階ぐらい大きくなれちゃう、っていうぐらいキノコ。

 なぜここまでキノコが多いのか?

 キノコの量が多い理由について考えてみると、恐らくキノコって量の割に安いんでしょうね。

 しかもヘルシー!

 食べた時もかみごたえがある物が多いので、満腹感を得やすいのかもしれません。

 このような様々な理由があり、キノコというものが使われることが多いのでしょうね。

 

[・自分の好きなメニュー]

 一応ここで僕の好きなメニューを発表しておきましょう!(いらない)

 しめじと豚肉のマヨ照り炒め 404kcal

 こちらですね。

 マヨネーズのコクが、料理にかけられている甘めのタレとうまく絡んで、口の中で絶妙なシンフォニーを奏でるのです。

 アイスクリームとかのストレートな甘味ではないんです。

 もっとこう、奥深い甘味。

 甘さという雲を突き抜けた先に広がる、蒼天をイメージさせるような、官能的な味わい。

 うまみと言えばいいのでしょうかね……。

 適正な言葉が自分の中ではまだないのですが、それを提供してくれます。

P.S.

 改めて、うちの大学のTFTのメニューを見直してみました。

 キノコ入ってるのは9個中3個でした。

 なんでキノコが大量に入っているイメージだったんだ……。

 

[・TFTというNPOは、結構すごいのではないか?]

 TFTというNPOは日本初でありながら、結構すごいNPOなのではないか? という想いについて書いてみたいと思います。

 皆さんはアメリカの人気就職先ランキング、見たことありますか?

factboxglobal.com

 これの中で、人文科学系の学部を卒業した学生の就職先ランキングに、NPOが入っているのが、一時期話題になりました。

 その名も「Teach for America」。

 日本でも同様の組織が立ち上がり、「Teach for Japan」が活動しています。

  この組織も最高に格好いいのですが、しかし、「その国」の教育をよくしようとしているだけなのです。

 その点TFTはどうでしょうか?

 個人的に、日本ではTFTはかなり名の知れた運動だと思っていたので(大学で提供されていたから)、teach for americaを見たとき思いました。

 恐らく、アメリカでもっとも人気のあるNPOのteach for americaは、自国に対して非常に素晴らしい貢献をしている。

 ただ、日本でもっとも人気のあるNPOであるTFTは、自国以外に対しても素晴らしい貢献をしている。

 これって、結構すごい事なんではないか?

 国内のポジティブインパクトにとどまらず、海外にも良い影響をもたらそうとするその姿勢が。

 そういう組織が日本初で立ち上がったことに、結構感動しています笑

 

 

 

【ちょっと響かないです笑】

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「トリフォートゥーにお金なんて使いたくねえよ、爆薬を買う事で途上国に給食を提供するってなんだよ……」

 それTNTTFTが絶妙に融合してるんですが……。

 なんにせよ、もしこれが響かなければ申し訳ありませんでした……。

 記事が気に入ったら、お気に入り登録やシェアをよろしくお願いします!

 

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!

highishiki.hatenablog.com

 

お金の使い方がわからない? なら、医療の闇を覗いてみます?

 まずは皆さんにこちらの動画を見ていただきたいです。

 泣ける動画なので見るのは全然負担ではないですよ!

www.youtube.com

 さて、どうでしたか?

 本当にいい話だったじゃないですか!?

 今回は医療の話を書こうと思っているのですが、医療というのは常に、

「自分が正しいと思え、相手を助ける施し」

 であるべきなんです。

 そしてその施しの連鎖が、世界を一つ一つ豊かにしていく。

 医療とは元来そうあるべきものだし、国民皆保険など素晴らしいシステムを有する日本は、そのような医療が行われている。

 そう思っていました。

 しかし、どうやらそんな甘い事は言ってられないようで。

 自分たちの目につかないところで着実に、医療は上の原則から背き始めているんです。

 ひょっとすると、医者の方でさえ気付いていないような、一般の人の雲の上の領域で……。

 それを気付かせてくれる、というか、そういう世界があり得ることを絶望的なまでに教えてくれる本。

 それがこちらです。

 では目次です。

 

 

 

【何故お金を使う価値があるのか?】

 なぜこの本にお金を使う価値があるのか?

 それは、医療ビジネスの実態をつかめるからです。

 しかも、個人レベルから立ち向かうための示唆も書いてあります。

 だからこそ、これは読む価値があると判断し、皆さんにも力強くお勧めできます。

 では、少し医療ビジネスについて書いていきましょう。

 医療ビジネス。

 響きはとても悪いですよね笑

 しかし、実際医療というのはビジネスとして、とても素晴らしいポテンシャルを持っているんです。

 ビジネスの基本の一つで、「情報の格差はお金を生む」というものがあります。

 すごくストレートなもので言うと、本もそうですよね。

 自分自身が知らない知識を得るため、消費者は「お金を払い」本を読みます。

 これは著作者側が「情報を多く持っていた」から生み出せた利益です。

 そして、この「情報の格差」がめちゃくちゃ深く横たわっているのが、「医療」という分野です。

 私たちは医師よりも持っている知識が少ないです。

 だからこそ、「お医者さんが処方してくれるなら」とか「お医者さんの診断なら」という理由で治療を選択しますよね?

 この情報格差のおかげで、医師は治療効果があまりないような薬を売り、利益を多く上げることができるのです!

 

 

 なんてちゃちな話じゃありません笑

 この本を読むと、

「医師が効かない薬を売りつけて、何度も通院させて荒稼ぎしてるんじゃないか?」

 なんて疑いは、真実の部分もあるかもしれませんが、大して重要ではないことが分かります。

 医療ビジネスの構造を図で見ていきましょう。

 これは本に書いてある「アメリカ」での話です。

 ですが、日本も何も知らずにいるといずれこうなってくるかもしれないので、抗う準備をしておきましょう。

 SPの曲を聞きながら見ると、徐々に真実が暴かれていって妙に盛り上がります笑

www.youtube.com

 ではみなさん行きましょう、レベル1。

 私たちとお医者さんの凄く平和な関係です。

「あのやぶ医者ふざけんな、処方されたの飲んでも効かねえよ!」レベルの世界です。

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 残念な薬と書きましたが、当然素晴らしい薬が渡されることもあるので、そこまで悲観的に考えないでくださいね笑

 どうしても普通の生活では、この世界観でしか物事を捉えられないぐらい、視点が狭くなってしまいます。

 ではレベル2。

 悪のベールを徐々にはがしていきましょう!

 とりあえず医師に繋がっている矢印の根元を見てみましょう。

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 出ました、製薬会社です!

 もちろんこの世界にあるのは、悪い製薬会社ばかりではないはずです。

 ただ、残念ながらアメリカを支配する大手の製薬会社は、なかなか鬼畜野郎どもが揃っているかもしれません笑

 新薬の長期的な服用に関する安全性を確かめないまま、市場に放って売上をあげることは日常茶飯事です。

 お医者さんはそれを見抜けないのか!? となるかもですが、お医者さんがきついのは皆さんご存知ですよね?

 毎日に忙殺されてしまい、いちいち医薬品の効果に関する論文を読めないのは、容易に想像できます。

「え!? 効かない薬流してるのは製薬会社かよ、ふざけんな滅ぼす!!」

 のレベル2でした。

 しかしここで皆さんは疑問に思うかもしれません。

「いや、なんでそんなクソみたいな新薬が市場に投入されるの笑 検査とかあるから無理でしょ笑」

 そうなんですよ、検査があるからそんな事は起こらないはずなんです!

 我らが政府が僕らを守ってくれる!!

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 政府、取り込まれちゃいました☆

 この問題において非常に大事なのは、「この規格以下だったら販売しちゃダメです」という法律を作ってくれる政府です。

 しかしその政府ですが。

 政治家の集まりであるのは皆さんご存知。

 政治家もやはり、活動のためには資金調達をしなければなりません。

 その相手の一つが巨大な資産を持つ製薬業界なのです!

 援助してもらっている手前、製薬業界に不利な法律はあまり通せません。

 それどころか、不正献金を受け取り、製薬業界に有利な法律を整備したりするかもしれません。

 非常にヤバいです。

「え!? 薬の認可基準とか製薬業界に支配されてんの? おいおいふざけんなよ、政権交代だ!」

 皆さんがそう思うのもわかります。

 ただ、病気の「原因」は全く別の領域から来ているので、そこにも視野を広げなければなりません。

 レベル4の世界。

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 食品業界が来ました。

 『新・医療ビジネスの闇』の中では、人工甘味料であるアスパルテームなども体に有害、と言っています。

 この本には論文を参照できるように、引用文献が書いてあるので、アスパルテームの話などもしっかり追跡できます。

 この本では、食品業界が様々な添加物を使う事により、肥満などの症状が生まれる、という構造が指摘されています。

 アメリカでは実際に肥満の方も多いですよね?

 その原因の一つは、当たり前ですが食品だったわけです。

 そして、食品系の会社で左に位置している「穀物種子会社」。

 これは『モンサント』という企業の事です。

 なんでモンサントだけピックアップしているかというと、遺伝子組み換え作物のトップシェアを誇る企業だからですね。

 彼らもまた悪い事をしています笑

 ただ、彼らの悪い事というのは、遺伝子組み換え作物の「安全性」を全然重視していない、という事です。

 別に食品に添加物を混入させている、みたいな悪事ではないです。

 モンサントのすがすがしいまでの悪をこの本は伝えてくれます。

 というか、『新・医療ビジネスの闇』を読むだけで、おなか一杯なぐらいハッスルしてくれちゃっています笑

 ――しかし、色々こういう話をしていると、疑り深い人は「一方の意見に偏りすぎたな、気持ち悪い」となると思います笑

 医療や食品を取り巻く世界観を悪く言いすぎだと。

 僕もそういうタイプで、だからこそ『新・医療ビジネスの闇』に書かれていることを、すべて鵜呑みにしてるわけではありません。

 ただ、ビジネスモデルを考えると大いにあり得る、という事を実感してほしいんです。

 食品系の企業も、製薬会社も、もし同じ株主から出資を受けているとしたら?

 食品で体調を崩して、病気になったら製薬会社の薬で利益をあげる。

 ここまで効率のいいモデルはなかなかないです。

 だからこそ、それを実現できる資金力がある存在の、「想い」「価値観」「志」。

 それひとつで世界は揺り動いてしまうという事を実感してほしい、と思っています。

「……ダブルパンチかよ、……どう立ち向かえばいいんだ……?」

 絶望が間近に迫る、レベル5です。

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 最後はさくっと説明してしまいましょう。

 近代はエネルギーに支えられています。

 我々は電気なしでは生きていけない。

 エネルギーなしでは生きていけない。

 結局インターネットを使うにも電力が、野菜を作るにも耕作機を動かさざるを得ない、薬を作るにも工場を動かす電力がいる。

 エネルギーは(現代人の生活にとっては)すべての源です。

 もちろん、現代人の生活を維持しないでいいのなら、エネルギーとは無縁になれるので、上のモデルで搾取されるのも防げるかもしれないです。

 ただ、もしこのモデルを維持したまま生きていくなら、この事実は知らなきゃいけない。

 世界は有機的に絡み合い、現在その頂点に位置するのはエネルギーの源泉の石油です。

 さあ、これが医療業界の闇です。

 医療という狭い分野からは見渡せない、広大な世界観が広がっていてびっくりしませんか?

 千反田えるちゃんなら「思えば遠くへ来たものです……」ってなりますよ(伝わったら嬉しい)。

 さて、医療業界の闇の根幹となる、世界の有機的なつながりを説明しました。

 この本は上の図で出てくる、様々なプレイヤーの、「おいふざけんなよ笑」レベルの悪行をまとめて示してくれています。

 だからこそ、お金をかけて、あるいは図書館から借りて時間だけ使ってでも、読む価値はある物だと思います。

 

 

 

【ファンである自分の雑記】

  世界のつながりについて書いていたら思いのほか長くなったので、特に何も書きません笑

 ただ、遺伝子組み換え作物の安全性に関する「危うさ」が分かったり、医療業界の闇を理解したことで、TPPの闇についても見えてきました。

 TPPに関してもこの本の最後で触れられており、止めた方が良いよこれ、ヤバいよこれ!!

 みたいな感じがすごく伝わってきました(実際読むと危なそうです、本当に)。

 なので、TPPに反対できるきっかけないかなー、と思って探してきたのがこれです。

www.change.org

 ネット署名です。

 さあみなさんも、ぽちっと押すだけなのでやってみましょうよ!(あ、そういえば会員登録はいります)

 ワンクリック詐欺感がすごいですが笑

 では、今回紹介したものをまとめておきます。

www.change.org

 

 

 

【ちょっと響かないです笑】

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「いや、規模がでかすぎてなんも言えねえんですが……」

 となってしまった方、申し訳ありません……。

 今回の記事ではお金の使い方がわからないままですね……。

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!


 面白ければシェアなどしていただけると幸いです!

highishiki.hatenablog.com

 

お金の使い方がわからない? なら至高のエンタメに使います?

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キングコング 西野 公式ブログ Powered by LINE より)

「お金の使い方がわからない……。お金ってどう使えばいいんだ……?」

 この悩み、抱えている人にとっては本当に深刻ですよね……。

 自分自身もあまりお金を使わないタイプなので、とてもよくわかります。

 そこで今回はお金の使い方を提案するために、至高のエンタメを追及する、西野亮廣さんを紹介しようと思います。

 では目次です。

 

 

 

西野亮廣とは?】

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 西野亮廣さんをご存知でしょうか?

 背景黒くしてものすごいドヤ顔を決めている彼です。

 知らないよという方に説明すると、この方はお笑い芸人です。

 ただ、なんかもう最近はお笑いとは全然違う領域で、エッジを効かせています。

 面白絵本作家とか自称しています。

 マジ詐欺です。

 この人が描いた作品面白くないです。

 笑いとかゼロで泣けます。

 面白いというのを、仮に笑えると捉えたらもうゴミカスです。

 ですが、面白いというのを感動すると捉えたらもう神。

 いやもう、ザ・ゴッド。メシア。いやメシアは違うな。ダルメシアンか。それは犬だな……。

 話が逸れましたが、今はお笑い芸人としてではなく(もちろんそっち面でも、活動しているっぽいんですが)絵本作家とか、そういう変な方向に突き進んでいる方です。

 

 

 

【洞察が正しくてムカつく】

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 西野さんはブログをやっています。

lineblog.me

 このブログを見ると、お金の本質は信用であり、しかもクラウドファンディングみたいなシステムによって、信用を換金できる世界になっている、みたいな考察をしています。

 信用を集めれば、もうお金なんて集めれちゃうような時代になったよ、と。

 なんて正しいんだ……そして正しい考察をしているからむかつきます笑

 なんでムカつくって、自分自身が現在この人に劣っているのが明確だからです!

 おこです。自分の非力っぷりに激おこぷんぷんまるです(古い)。

 まあここで、自分の小ささと非力さを嘆いてもしょうがない。

 小さく、強かに、このブログから何か始めていければいいなと思いつつ、よい記事を書いていこうと努めます……!

 

 

 

えんとつ町のプペル

大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野) - Spotlight (スポットライト) より)

 さて、西野さんの挑戦の一つをご紹介します。

 西野さんは『えんとつ町のプペル』という作品で、絵本業界に新しい風を吹きこもうとしました。

 ここで誤解をしないでほしいのですが、『えんとつ町のプペル』は何も、西野さんだけが作った絵本ではないです。

 上の絵を見てください。

 そこまで書き込む笑?

 ってぐらい精密な所が描かれていますよね。

 それもそのはず、この絵本は実に多様な書き手の参画により、成り立っているのです!

 何人ぐらいかは忘れたんですが、もう相当な数が関わっているんではないでしょうか。

 そうやって多くの人の力を集め、出来上がった作品がこちら。

 作者が西野さんという形になっていますが、これに参画している人たちは本当に大勢います。

 ここは勘違いしないでほしいですね。

 ただ、この作品を作ろうと企画して、色々と巻き込んで一つの絵本にする。

 その一連の流れの中で、企画をコントロールする立場にいたのが西野さんだった。

 監督というポジションですね。

 ……そう考えると、監督って書いた方がよくね感が今更ながらすごいっすね……。

 

 さて、脱線が長かったですが、この絵本は本当に多くの人の協力で生み出されました。

 そしてその絵本は発売から、実に様々な炎上を経験しています。

 炎上と言っても、焚書みたいに燃やされてるわけじゃないですよ? 

 絵本業界ではありえなかったことを、次から次へと実行していったことで、社会がびっくりしてしまったのです。

 その辺の一連の話については、

lineblog.me

 ここからの5個ぐらいの記事に書かれているので、ぜひ読んでみてください!

 たぶん、ここに書かれている内容は、読む人によって感じ方が違います。

 ここから5記事ぐらい読んで、「うん、まあ正しいこと言ってそう」となる人。

 お金の使い方がわからないから、西野さんに使ってみるのも悪くない、となると思います。

 「いや、全然意味不明なんですけど?」となる人。

 その人は西野さんとは相性が悪いので、今回の記事ではお金の使い方を提示できないです……。

 申し訳ない!

 また別の記事で、そういう方には新しいお金の使い方を提示できるよう、精進していきます!

 この本の炎上問題に関して、この記事も見ておく価値があるので、そちらも紹介しておきます。

www.mariyatsu.com

 

 

 

【僕らの町を作ろう!】

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 西野さんのチャレンジで、もう一つ面白いものがあります。

 「ディズニーを倒す」と西野さんが宣言しているのはご存知でしょうか?

www.j-cast.com


 この辺にも述べられているのですが、西野さんはディズニーを倒すために、ディズニーに勝るエンタメは何か?

 それを常に探求しています。

 その一つの結論として、出てきたのが上の記事でも述べられている、「町作り」。

 なぜ町作り程度が、ディズニーを上回るエンタメとなりうるのか?

 すごく納得ができる考察が、ここで開示されています。

lineblog.me

 これに納得できる方は、これからのお金の使い方の一つが見えてくると思います。

 西野さんが次にするプロジェクト、少しお金を使ってみたくなりませんか笑?

 西野さんが起こす一連の騒動(?)を面白く眺められるなら、それは立派な趣味です。

 そして、お金の使い方がわからないという状態から、脱出するお手伝いができたなら、とても嬉しいです笑

 

 

 

【ちょっと響かないっすね笑】

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「西野マジ調子乗ってるわうぜえ……」

 となってしまった方は、不快な思いをさせてしまってすみません……。

「この記事を読んでも、まだお金の使い方がわからないままなんだが……」

 という方がいるかもしれません。

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!

highishiki.hatenablog.com



 

 シェアやツイートもお待ちしています!

お金の使い方がわからない? なら「ぱくたそ」に使ってみます?

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「お金の使い方がわからない……。『お金 使い方 わからない』で検索してみるか…………反応おそくね? しかもなんかぬめぬめするし何このニューモデル……aBrage(エーブレイジ)? 名前格好いいな……」

 

 

「てかこれあぶらあげじゃね?」

 aBrageは思わず自分でも震えるネーミングセンスでした。

 皆さんも『お金 使い方 わからない』と、あぶらあげで検索を試みたことがあるはずです。

 自分自身もあまりお金を使わないタイプなのでとてもよくわかります。

 そこで今回はお金の使い方の提案の一つとして「ぱくたそ」に使ってみちゃうことを紹介しようと思います!

 では目次です。

 

 

 

【そもそもぱくたそって?】

 皆さんからすれば、そもそもぱくたそってなんだという感じですよね笑

 ぱくたそというのはこんなサイトです。

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 これを見ても分かりづらいと思いますが、ブログなどで使われている写真ありますよね?

 あの写真、結構の部分がフリー素材と言われる無料で使えたりする画像なんです。

 そのような画像を提供してくれるサイトはネット上に複数あるんですが、ぱくたそはそのうちの一つなんですよー。

 実際にどういう写真があるかご紹介しましょう。

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 aBrageで通話する男性。黄金色のスマートフォンがいい感じですね。

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 aBrageは高い伸縮性を誇ります。従来の材質では実現しえなかった、次世代のコンパクトスタイルをあなたに提供します。

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 何とも言えない切なげな表情が嗜虐心をそそりますね……(大嘘)。

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 ピントが合わなかったからめっちゃ怒ってますね……。

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 アァンパァァァァンチ!!

 とか言ってそうですね笑

 そう、このぱくたそというのは役者さんが演じている写真が多いのですが、どれも強い想いを感じさせる渾身の一作なんです!

 しかも当然男性だけではないですよ、女性もいるわけなんですがもうとりあえず有無を言わずご覧ください。

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 遠目から見ても可愛いモデルさんですが……。

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 近くから見るともうなんというか死にそうです。スキー板になりたい。いや、スキーウェア? でもそこまで行けるならむしろ下g……おっとこれ以上は記載禁止用語だ……。

 むしろ妥協して細胞になりたい。

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 こちらは別の女性ですが、もう可愛いですね。そうバットになりたい。でもバットがありなら制服……しかし制服までOKならむしろ下g……。

 いや、妥協しておきましょう。むしろ恋人になりたい。

 妥協してもしなくても幸せという選択肢、すごいですね……。

 さて、このようにモデルさんがとにかく渾身で素晴らしいのがぱくたそというサイトの特徴です。

 もうこの時点でぱくたその事が気になってしまった方は下でチェックしてみてはどうでしょうか?

www.pakutaso.com

 

 

 

【ぱくたそってこんなに面白い!】

 さて、ぱくたそのモデルさんが素晴らしい渾身の演技を見せてくれることはすでに上でご紹介しましたが、それ以外にもぱくたそには魅力があるのです。

 それは写真のタイトルです。

 例えば上に出てきた

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 この写真のタイトルはなんだと思いますか?

 せいぜい普通に名前を付けたら「紙をくしゃくしゃにして憤慨する人」とかですよね?

 でもぱくたそでは「ぜったいに許さんぞ虫ケラども!!!」とかいう意味不明なタイトルがついています笑

 このようにぱくたそは写真での演技が渾身であるだけでなく、写真のタイトルの付け方にも命を懸けているのです。

 以下にいくつか紹介してみます。

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部下「残業代支払ってください!」上司「君、毎日定時で帰ってるよね?」

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新しい指示ごとにメガネを外してキメてくる上司

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自分のマイナンバーが気に入りません。好きな番号に変更できませんか?

 などなど。

 ちょっと僕の笑いのセンスはあれかもしれないので「全然笑えねえよ!!」みたいなことがあるかもしれませんが、ご安心ください、ぱくたそには様々な笑いが落ちているのでやはり一度見てみる価値があると思います!

www.pakutaso.com

 

 

 

【ぱくたそは本気です】

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「まあ彼らがそういうのに励んでいることは分かったよ。でも無料で写真を提供できちゃうってことは給料がないわけでしょ? そんなのみんな本気でやってんの笑?」

 という疑問を抱く方もいるでしょう。

 それに関してはどうかこの素晴らしい記事を読んでいただきたいです。

 ボランティアだから本気じゃないとかそんなことはないんです。

 地震の被害にあった場所に全力で飛び込んでいくボランティアの人たちが本気であるように、彼らも全力を注いでモデルというものや写真撮影に臨んでいるんだという気合が分かる記事になっています。

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

【ぱくたそのファン(僕含む)も本気です】

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 そしてぱくたそのファンも負けていないぐらい本気です笑

 例えばこの記事を見てもらいたいです。

 ぱくたそへの謎の熱を感じる非常に熱い記事です笑

e0166.blog89.fc2.com

 僕自身ぱくたそに全然関係ないのに無駄に熱い記事を勝手に書いてしまっている訳ですが笑

 僕がこの記事を書き始めようとしたきっかけをお伝えしますね。

「そんなの興味ねえよ……」

 という方のために3行で説明します。

 

 ぱくたそLOVE!!

 あれ、ぱくたそが寄付をお願いしている!!

 自分は学生のせいで金がうまく捻出できねえ……!!

 よし、応援記事を書いてそこから寄付を募ってみるぜ!!

 

 4行だ、だがそれがどうしたというのか?

 そう、自分自身は寄付をしたいと思ったが、お金が手元になかったので代わりに時間と自分の労働を寄付してぱくたそに貢献しようと思ったのです。

 個人運営のサイトっぽいので、結構運営も大変なんだろうなあ、と思ったりしています。

 なので、これを見て「ぱくたそ面白いな、暇つぶしに画像を眺める代わりにちょっと寄付してやるか……」と思った方はぜひ寄付しちゃってください!

 

 

 

【ぱくたそを応援したいと思ったら?】

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 こちらから寄付ができますのでぜひお金を使っちゃってください笑

www.pakutaso.com

 ただ、別にぱくたそが好きにならなかったなら寄付をする必要はないと思います。

 本当に自分自身が応援したいと思った活動を見つけて、それに寄付をする。

 お金の使い方がわからない人はきっと、自分自身が何を応援したかったり、喜ばせたいのかが見えていないんだと思います。

 応援したかったり、喜ばせたかったりする対象が自分自身であれば、それは趣味という形で現れるでしょうし、それが他の物であれば、それは寄付という形で現れるでしょう。

 なので、お金の使い方がわからない人は、本当に自分がしたいことや、誰かほかの人でもいいからしてほしいこと、みたいなことを探すことから始めてみるのがいいのではないでしょうか?

 そうすれば、自ずと自分だけのお金の使い方が見えてきますよ!

 

 

 

【ちょっと響かないな笑】

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  ぱくたそが響かなかった方、いると思います笑

 お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。

 ぜひご覧ください!

highishiki.hatenablog.com

 


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