お金の使い方がわからない? なら、医療の闇を覗いてみます?
まずは皆さんにこちらの動画を見ていただきたいです。
泣ける動画なので見るのは全然負担ではないですよ!
さて、どうでしたか?
本当にいい話だったじゃないですか!?
今回は医療の話を書こうと思っているのですが、医療というのは常に、
「自分が正しいと思え、相手を助ける施し」
であるべきなんです。
そしてその施しの連鎖が、世界を一つ一つ豊かにしていく。
医療とは元来そうあるべきものだし、国民皆保険など素晴らしいシステムを有する日本は、そのような医療が行われている。
そう思っていました。
しかし、どうやらそんな甘い事は言ってられないようで。
自分たちの目につかないところで着実に、医療は上の原則から背き始めているんです。
ひょっとすると、医者の方でさえ気付いていないような、一般の人の雲の上の領域で……。
それを気付かせてくれる、というか、そういう世界があり得ることを絶望的なまでに教えてくれる本。
それがこちらです。
では目次です。
【何故お金を使う価値があるのか?】
なぜこの本にお金を使う価値があるのか?
それは、医療ビジネスの実態をつかめるからです。
しかも、個人レベルから立ち向かうための示唆も書いてあります。
だからこそ、これは読む価値があると判断し、皆さんにも力強くお勧めできます。
では、少し医療ビジネスについて書いていきましょう。
医療ビジネス。
響きはとても悪いですよね笑
しかし、実際医療というのはビジネスとして、とても素晴らしいポテンシャルを持っているんです。
ビジネスの基本の一つで、「情報の格差はお金を生む」というものがあります。
すごくストレートなもので言うと、本もそうですよね。
自分自身が知らない知識を得るため、消費者は「お金を払い」本を読みます。
これは著作者側が「情報を多く持っていた」から生み出せた利益です。
そして、この「情報の格差」がめちゃくちゃ深く横たわっているのが、「医療」という分野です。
私たちは医師よりも持っている知識が少ないです。
だからこそ、「お医者さんが処方してくれるなら」とか「お医者さんの診断なら」という理由で治療を選択しますよね?
この情報格差のおかげで、医師は治療効果があまりないような薬を売り、利益を多く上げることができるのです!
なんてちゃちな話じゃありません笑
この本を読むと、
「医師が効かない薬を売りつけて、何度も通院させて荒稼ぎしてるんじゃないか?」
なんて疑いは、真実の部分もあるかもしれませんが、大して重要ではないことが分かります。
医療ビジネスの構造を図で見ていきましょう。
これは本に書いてある「アメリカ」での話です。
ですが、日本も何も知らずにいるといずれこうなってくるかもしれないので、抗う準備をしておきましょう。
SPの曲を聞きながら見ると、徐々に真実が暴かれていって妙に盛り上がります笑
ではみなさん行きましょう、レベル1。
私たちとお医者さんの凄く平和な関係です。
「あのやぶ医者ふざけんな、処方されたの飲んでも効かねえよ!」レベルの世界です。
残念な薬と書きましたが、当然素晴らしい薬が渡されることもあるので、そこまで悲観的に考えないでくださいね笑
どうしても普通の生活では、この世界観でしか物事を捉えられないぐらい、視点が狭くなってしまいます。
ではレベル2。
悪のベールを徐々にはがしていきましょう!
とりあえず医師に繋がっている矢印の根元を見てみましょう。
出ました、製薬会社です!
もちろんこの世界にあるのは、悪い製薬会社ばかりではないはずです。
ただ、残念ながらアメリカを支配する大手の製薬会社は、なかなか鬼畜野郎どもが揃っているかもしれません笑
新薬の長期的な服用に関する安全性を確かめないまま、市場に放って売上をあげることは日常茶飯事です。
お医者さんはそれを見抜けないのか!? となるかもですが、お医者さんがきついのは皆さんご存知ですよね?
毎日に忙殺されてしまい、いちいち医薬品の効果に関する論文を読めないのは、容易に想像できます。
「え!? 効かない薬流してるのは製薬会社かよ、ふざけんな滅ぼす!!」
のレベル2でした。
しかしここで皆さんは疑問に思うかもしれません。
「いや、なんでそんなクソみたいな新薬が市場に投入されるの笑 検査とかあるから無理でしょ笑」
そうなんですよ、検査があるからそんな事は起こらないはずなんです!
我らが政府が僕らを守ってくれる!!
政府、取り込まれちゃいました☆
この問題において非常に大事なのは、「この規格以下だったら販売しちゃダメです」という法律を作ってくれる政府です。
しかしその政府ですが。
政治家の集まりであるのは皆さんご存知。
政治家もやはり、活動のためには資金調達をしなければなりません。
その相手の一つが巨大な資産を持つ製薬業界なのです!
援助してもらっている手前、製薬業界に不利な法律はあまり通せません。
それどころか、不正献金を受け取り、製薬業界に有利な法律を整備したりするかもしれません。
非常にヤバいです。
「え!? 薬の認可基準とか製薬業界に支配されてんの? おいおいふざけんなよ、政権交代だ!」
皆さんがそう思うのもわかります。
ただ、病気の「原因」は全く別の領域から来ているので、そこにも視野を広げなければなりません。
レベル4の世界。
食品業界が来ました。
『新・医療ビジネスの闇』の中では、人工甘味料であるアスパルテームなども体に有害、と言っています。
この本には論文を参照できるように、引用文献が書いてあるので、アスパルテームの話などもしっかり追跡できます。
この本では、食品業界が様々な添加物を使う事により、肥満などの症状が生まれる、という構造が指摘されています。
アメリカでは実際に肥満の方も多いですよね?
その原因の一つは、当たり前ですが食品だったわけです。
そして、食品系の会社で左に位置している「穀物種子会社」。
これは『モンサント』という企業の事です。
なんでモンサントだけピックアップしているかというと、遺伝子組み換え作物のトップシェアを誇る企業だからですね。
彼らもまた悪い事をしています笑
ただ、彼らの悪い事というのは、遺伝子組み換え作物の「安全性」を全然重視していない、という事です。
別に食品に添加物を混入させている、みたいな悪事ではないです。
モンサントのすがすがしいまでの悪をこの本は伝えてくれます。
というか、『新・医療ビジネスの闇』を読むだけで、おなか一杯なぐらいハッスルしてくれちゃっています笑
――しかし、色々こういう話をしていると、疑り深い人は「一方の意見に偏りすぎたな、気持ち悪い」となると思います笑
医療や食品を取り巻く世界観を悪く言いすぎだと。
僕もそういうタイプで、だからこそ『新・医療ビジネスの闇』に書かれていることを、すべて鵜呑みにしてるわけではありません。
ただ、ビジネスモデルを考えると大いにあり得る、という事を実感してほしいんです。
食品系の企業も、製薬会社も、もし同じ株主から出資を受けているとしたら?
食品で体調を崩して、病気になったら製薬会社の薬で利益をあげる。
ここまで効率のいいモデルはなかなかないです。
だからこそ、それを実現できる資金力がある存在の、「想い」「価値観」「志」。
それひとつで世界は揺り動いてしまうという事を実感してほしい、と思っています。
「……ダブルパンチかよ、……どう立ち向かえばいいんだ……?」
絶望が間近に迫る、レベル5です。
最後はさくっと説明してしまいましょう。
近代はエネルギーに支えられています。
我々は電気なしでは生きていけない。
エネルギーなしでは生きていけない。
結局インターネットを使うにも電力が、野菜を作るにも耕作機を動かさざるを得ない、薬を作るにも工場を動かす電力がいる。
エネルギーは(現代人の生活にとっては)すべての源です。
もちろん、現代人の生活を維持しないでいいのなら、エネルギーとは無縁になれるので、上のモデルで搾取されるのも防げるかもしれないです。
ただ、もしこのモデルを維持したまま生きていくなら、この事実は知らなきゃいけない。
世界は有機的に絡み合い、現在その頂点に位置するのはエネルギーの源泉の石油です。
さあ、これが医療業界の闇です。
医療という狭い分野からは見渡せない、広大な世界観が広がっていてびっくりしませんか?
千反田えるちゃんなら「思えば遠くへ来たものです……」ってなりますよ(伝わったら嬉しい)。
さて、医療業界の闇の根幹となる、世界の有機的なつながりを説明しました。
この本は上の図で出てくる、様々なプレイヤーの、「おいふざけんなよ笑」レベルの悪行をまとめて示してくれています。
だからこそ、お金をかけて、あるいは図書館から借りて時間だけ使ってでも、読む価値はある物だと思います。
【ファンである自分の雑記】
世界のつながりについて書いていたら思いのほか長くなったので、特に何も書きません笑
ただ、遺伝子組み換え作物の安全性に関する「危うさ」が分かったり、医療業界の闇を理解したことで、TPPの闇についても見えてきました。
TPPに関してもこの本の最後で触れられており、止めた方が良いよこれ、ヤバいよこれ!!
みたいな感じがすごく伝わってきました(実際読むと危なそうです、本当に)。
なので、TPPに反対できるきっかけないかなー、と思って探してきたのがこれです。
ネット署名です。
さあみなさんも、ぽちっと押すだけなのでやってみましょうよ!(あ、そういえば会員登録はいります)
ワンクリック詐欺感がすごいですが笑
では、今回紹介したものをまとめておきます。
【ちょっと響かないです笑】
「いや、規模がでかすぎてなんも言えねえんですが……」
となってしまった方、申し訳ありません……。
今回の記事ではお金の使い方がわからないままですね……。
お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。
ぜひご覧ください!
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