知らないと1億円ぐらい生涯年収が変わるレベル。大学生がやるべきこと、その2。
前回の記事の続きです。
優秀な人と同じコミュニティに所属しておこう、という話でした。
これを行っておく一番のメリットは、「自分よりすごい人の技能を聞いたり見たりして盗むことができる」ということにあります。
社会に出ても、先輩からいろいろなスキル面を学んでいくことになるでしょう。
その際に、大学時代に「優れた人を真似て、その人の技能の本質を理解し、自分自身のものに落とし込む」経験をしているのとそうでないのとでは、成長できるスピードが圧倒的に違います。
もちろん、成長する気がないは人それぞれでしょうが、どちらにせよ会社からいい評価を得て会社で安寧を掴み取るためには、優れている人より学び、盗み取る技能が必須です。
優れた人、といっても、どの要素が優れているのかは、自分が何を学びたいかによりますが。
・コミュニケーション能力
・上で挙げたビジネス的思考回路の運用能力
・趣味に関する技術的なテクニック
など。
どんなものでもいいですが、それらの知識を得るために先輩からどう話を聞きだせばいいのか?
先輩をどのように観察していればその知識を盗むことができるのか?
みたいなことについては考えを巡らせておくべきです。
6. 自分が何をしていると幸せなのか、楽しいのかを知るべき!
【画像出典:http://www.jyounetsu.co.jp/blog/post/3905】
自分が何をしているとしあわせで、何をしていると楽しいのかを知り、理解する。
これは絶対大学生のうちにやるべきことの1つです!
これをやっているのとやっていないのとでは、就活の時の企業の選びやすさや、それ以降の人生設計のしやすさなどが段違いに違います。
たとえば、「ゆったりとした生活で、好きなことをしながら日々を過ごしていくと、すごいいいなー」という方。
そういう方は、
・職場の選択については、自分で能動的に考え、PDCAサイクルを何度も回して全力で成果を出すことを要求される職場よりも、与えられたことをしっかりとこなしてくれる人員がほしい職業に就くべき
・結婚をするか否かについては、自分の好きなことに割けるお金と時間が相当減ってしまうので、しっかりと好きなことと天秤にかけながら検討すべき
などといった人生を描けるようになります。
逆に、「誰よりも成果を出して、評価されるための努力を惜しむつもりはない」という方は、職場感については真逆になるでしょう。
結婚観は同様かもしれませんが。
これらのことを簡単に導き出せるようになるので、大学生のうちから「自分が何をしていると幸せで、何をしていると楽しいのか」については、全力で知ろうとすべきです。
これは就職活動を行うときの自己分析の根幹の部分でもあるので、常日頃からやっておきましょう!
7.やりたいことを何でもやってしまうべき!
【画像出典:https://matome.naver.jp/odai/2144412746622808901】
大学生のうちにやるべきことの1つは「やりたいことがあれば何でもやってしまう」ということです。
ただ、この時、長期的目的意識をもってやれるかどうか、は非常に大事になってきます。
というのも、長期的目的(10年後にやりたいことに繋がっているからやろう)を持って行動して何かをやるのと、短期的目的(なんとなくやってみたい、など)でやるのとでは、得られるものが違ってくるからです。
短期的目的のみ意識してやっていても、何かを経験しているのだから得られるものは確かにあるんです。
ですが、今この瞬間の体験から、心を動かされたことしか学ぶことができません。
一方で、長期的な目標を想定しながら行動していると、長期的な目的を達成するために必要となる、ありとあらゆる情報も意識的に収集するようになります。
10年先の未来を見据えているのなら、その10年間に起こると想定されるであろう、すべての出来事に関連する情報を集めながら行動をすることができるのです。
8.壁があったら挑んでいくべき!
大学生のうちにやるべきことの1つとして「壁があったら挑んでいけ!」ということがあります。
多くの大人は口を酸っぱくして言います。
「失敗できるのは学生のうちだけだから、いっぱい失敗しておけよ」と。
自分も、今更ですけど超思います(何ならまだ学生ですけど超思います)。
失敗しておけ、というのはちょっと言い方がわかりづらいと思うので言い換えます。
「この壁を超えるためには背伸びしないといけない……ちょっと怖いな……」という感情に向き合い、挑み、失敗しておけ、という意味です。
もちろん、成功のために様々な試行錯誤をするでしょう。
でも最終的に失敗してしまう。
しかし、それでいいんだ、という話です。
怖いものに挑み、乗り越えようともがき、そして突破するまでの経験。
ここまでを経験しておくか否かで、自分自身に対する自信は大きく変わってきます。
挑むのが怖いのが壁があっても、ぜひ果敢に挑戦していってくださいな!
学生であれば、失敗しても誰も咎めないので!
9.大学生は試行錯誤の方法をマスターしておくべき!
これに関しては別のページでまた詳しく述べようと思いますが、「試行錯誤の方法」については大学生のうちにいろいろ学んでおくべきです。
これを学ぶためには、高い成果を出している先輩から話を聞くか、あるいはその方法論について言及している本を読んでみるか、などがあります。
そのへんについてわかりやすくまとめている本がないか、現在は探している最中なので、今は紹介ができないのですが、見つけたらさっそくここに書いていきます。
気になる方は定期的にこのページをチェックしていただければと思います。
夏休み編
【画像出典:http://lovelive-sunshine.info/12308】
大学生が夏休みにやるべきことも考えてみました。
といっても、夏休みだからといってやることは変わりません、ちゃんと大学生としての生活をエンジョイし、その中で様々な学びを得ることが大事です。
「今までの話はちょっと意識が高すぎて無理……(´・ω・`)」
という方でも、ここで書くことはきっと役に立ちます!
ここでは、大学生が夏休みをエンジョイしながら、さらに学びを得られるようにはどうやっていくべきかについて考えてみました。
大学生の夏休み、遊びやサークル、バイト等、全力になりたいものはたくさんあるでしょう。
そういう1つ1つの行為を、学び多きものにするためにはどうすべきか。
僕は、「仮説→検証を繰り返せることをやる」のがいいのではないかな、と思います。
地域最大規模、500人参加の飲み会を開こうとしてみるとか。
こういうことをする中では、かなりたくさんの物事を考えなくてはなりません。
「コミュニティの中心地にいる人間から声をかけて、共感者を選び出し、コミュニティの人を巻き込んでもらうか?」
「それとも自分の熱意を伝えやすいように、自分の周りにいる人を徹底的に巻き込んでいくか?」
「多くの人の共感を呼ぶには、巻き込まれる人たちにとってもメリットがなきゃいけない。この飲み会に参加するメリットとは一体何か? それは多くの人の心に届くものなのか?」
などなど。
さまざまな仮説を立て、実行し、反応が悪ければ方法を改めて、また別の行動を行う。
仮説→検証を繰り返す経験を積める格好の舞台になるはずです。
【画像出典:https://wotopi.jp/archives/20624】
これは別に飲み会とかそういうのである必要はなくて。
自分の好きな分野で、やってみればいいと思います。
自分は最近スケボーに乗ろうと試みましたが、これも仮説→検証を繰り返すのにちょうどよかったと思います。
足の置く位置はどこにすべきか、重心はどこに設定すべきか、加速するときのスピードはどの程度がいいのか。
「こうじゃない?」という仮説を立てて、実際にそれでスケボーに乗ってみて、失敗か成功か、という結果を得る。
試行錯誤を繰り返し、仮説→検証を回す経験を積むことができました。
どんな分野でもこれは可能なので、夏休みは自分の好きなことをしながら、全力で仮説→検証を繰り返してみてください。
好きなことをしながら、ひと夏で、君は大人になれる(決め顔。
(大人っていうのは、ビジネスなどで役立つ思考方法を持った人、っていう意味合いです)
大学生のうちにやるべきことに挑戦するうえで忘れてはいけないポイント!
自分にとって貴重なリソースを投資するときは、その投資について、「よく調べて」からすること!!
これは本当に大切です。
自分もこれについては酷い失敗をしてきました……。
アフィリエイトの講座に申し込んだはいいものの、調べれば調べるほど「いや、この世界に現状切り込んでいくとかちょっとあれだな……」となってしまいました。
しかも、その調べる内容なんて、講座に申し込む前でもチェックできた項目ばかり。
結局のところ、何かを始める前の事前調査が大事なんだな、ということを実感しました。
大学生の皆さんも、さまざまなやるべきことややりたいことに挑戦したいだろうとは思いますが、挑戦する前に「これやって意味あるのかな?」みたいなことは考えるべきです。
もちろん、考えすぎて、出てきた選択肢が全部だめ、みたいなことになってしまったら、自分自身の判断の基準がきつすぎるのかも、と疑った方がいいかもしれませんが。
僕自身がいろいろ失敗したうえで感じた判断基準をここで書いておくと、
・今まで誰かやったことがあることか?
誰かがやったことがあるのなら、その先行者はどのような実績を出していて、自分が今からやっても追い抜けるものなのか?
追い抜けるとすれば、その道筋はクリアに描けるか?
(追い抜くために重要になる要素は、努力量云々というよりは、別の分野の知識などを融合することかもしれません。
別の分野を融合する、というの「その分野自体は多くの人が気付いているんだけれど、分野の中で、誰もやったことのない領域を作る」みたいな、イメージかも
なぜなら、多くの先行者は、皆さんがこれからやるぐらいの努力を普通に積み上げているからです。
もちろん先行者が全くやる気なさそうにやっているのであれば、努力量だけで突破できる可能性もありますが、そんな分野はめったにないでしょうねー。
アフィリエイトなどであれば、ネット上にしっかりと先行者の成果物が公開されているので、どれくらい努力しているかなどは更新頻度やクオリティなどで判定できます)
あるいは、追い抜くことはできなくとも、これからその分野の需要が大きく増えてきて、トップ層以外の人材でも価値が発揮できるような市場なのか?
・誰もやったことがないのなら、やっちゃう(`・ω・´)?
切り開いちゃう(`・ω・´)?
的な判断基準でいいのではないでしょうか。
大学生のうちにやるべきことに挑戦する際は、その投資についてよく調べて、投資した分のお金が返ってくるのか考えたうえでやりましょう!
(この辺の話を社会では費用対効果と呼ぶんでしょうが、ありとあらゆることについて大事ですよね、こういうの)
大学生がやるべきことー理系編
それについてはこちらでまとめました!
いやー、理系の大学生って今熱いんですよね……。
全然気づかなかったけど。
せっかく理系に行ったんだったら、イノベーションの空気感とかは感じないともったいない!
その辺の話について、こちらの記事では書いていますので、ぜひチェックしてみてください。
大学生がやるべきことー文系編
すまん、よく知らん(´・ω・`)
ただ、1つだけ文系大学生がやるべきこと?
いや、知るべきことなのは、
「今までさんざん無意味とか言われていた文系の学び(失礼)が、徐々に世界と接続されようとしている」
みたいなことですかね。
サムネイルが出ないのさみしいですね……。
越境研究所、結構熱いですよ!
文系も理系も全く関係なく、色々な学問分野が学際的に交流し、おそらく将来的には政策提言なども行っていくであろう組織です。
学部選択白熱教室っていうプロジェクトとかもやっていて、「高校生の子が学部選択するときに情報少なすぎじゃね? 大学で学びを頑張っている人が出張して教えに行こうぜ!」みたいな話です。
どの活動も、学問に対する圧倒的な愛があるんですよねー。
そして、それはもちろん文系の学びにも向けられていて。
「この研究好きだったけど、続けるとなると生活費とかが……。悔しいが、就職するしかないのか……!?」
と思っちゃうぐらい研究が好きなあなた!
文系科目の存在価値、世界とどう接続されて役立っているのか探求し、思う存分越境研究所から発信してみてはどうでしょう?
たぶんかなり大きなムーブメントになると思うんですよね。
外国では学際的なチームを組んで政策提言を行うなんて結構普通なことのようですし。
さあ、文系が生み出す無限の英知をこの世界に還元しに行きましょう!