お金の使い方がわからない? なら「TFT」に使ってみます?
「お金の使い方がわからない……。お金ってどう使えばいいんだ……?」
この悩み、抱えている人にとっては本当に深刻ですよね……。
自分自身もあまりお金を使わないタイプなので、とてもよくわかります。
そこで今回はお金を、「ヘルシーなご飯を食べることで、貧しい地域の人たちに給食が出る」というシステムを運営している、「TFT」に使ってみる事を提案します。
では目次です。
【TFTとは?】
アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト
皆さんはTFTの事を聞いたことがあるでしょうか?
爆薬によく使われるあれでしょ? いや、それにはお金使えないっすわ笑
となっている方、それはTNTです。
トリニトロトルエンです。
でも今回自分が紹介するのはTFT。
テーブル・フォー・トゥーです。
TFTは様々な食堂などと提携して、「TFTのヘルシーなメニューを一食につき、貧しい国の人たちの給食が一食分届く」というサービスを提供しています。
ここで「ヘルシー」という部分も大事です。
現在アメリカなどの先進国では、ジャンクフード等の消費量が増えたことにより、肥満などが増えています。
TFTは、そのような「アンヘルシー」な生活を行う人たちも、「ヘルシー」な食事を提供して、助けようとしているのです!
これを聞いた時点で社会貢献性ヤバくないですか?
今すぐにでも家を飛び出して、TFTのメニューを食べに行きたくなっちゃいますよね!
でもその熱い衝動はひとまず押さえて、この記事を読んでいただきたいです。
そして記事を読み終わった後に、燃え盛る太陽のごとき高ぶりを胸でとどろかせながら、TFTのメニューを食べに行ってください。
【何故お金を使う価値があるのか?】
何故お金を使う価値があるのか? についてですが……。
逆にこれのどこにお金を使う価値がないのか? というレベルですよね笑
ただ、途上国の食糧の支援とかにあまり興味が湧かない方にとっては、あまり魅力的ではないかもしれません……。
そのような方は一回、海外ボランティアに参加してみるといいかもしれません。
こことかは結構有名なボランティアプラットフォームです。
僕自身も今年は時間が空いているので、なんとか行けるなら行ってみたい気持ちです。
(ただ、お金のとの兼ね合いで悩み中……)
【社会貢献性はどうなのか?】
これも言わずもがなという感じですね、社会貢献性があるのは当たり前です!
【ファンである自分の雑記】
ここはTFTのファンである自分が、書きたいことについて書くパートです笑
以下の3点について書きますね!
・TFTのメニューのキノコ率の高さ
・自分の好きなメニュー
[・TFTのメニューのキノコ率の高さ]
これですね。
これはTFTの不満な所なんですが、マジキノコ率高い気がします笑
本当に大変なぐらいキノコです。
スーパーマリオだったら15段階ぐらい大きくなれちゃう、っていうぐらいキノコ。
なぜここまでキノコが多いのか?
キノコの量が多い理由について考えてみると、恐らくキノコって量の割に安いんでしょうね。
しかもヘルシー!
食べた時もかみごたえがある物が多いので、満腹感を得やすいのかもしれません。
このような様々な理由があり、キノコというものが使われることが多いのでしょうね。
[・自分の好きなメニュー]
一応ここで僕の好きなメニューを発表しておきましょう!(いらない)
しめじと豚肉のマヨ照り炒め 404kcal
こちらですね。
マヨネーズのコクが、料理にかけられている甘めのタレとうまく絡んで、口の中で絶妙なシンフォニーを奏でるのです。
アイスクリームとかのストレートな甘味ではないんです。
もっとこう、奥深い甘味。
甘さという雲を突き抜けた先に広がる、蒼天をイメージさせるような、官能的な味わい。
うまみと言えばいいのでしょうかね……。
適正な言葉が自分の中ではまだないのですが、それを提供してくれます。
P.S.
改めて、うちの大学のTFTのメニューを見直してみました。
キノコ入ってるのは9個中3個でした。
なんでキノコが大量に入っているイメージだったんだ……。
[・TFTというNPOは、結構すごいのではないか?]
TFTというNPOは日本初でありながら、結構すごいNPOなのではないか? という想いについて書いてみたいと思います。
皆さんはアメリカの人気就職先ランキング、見たことありますか?
これの中で、人文科学系の学部を卒業した学生の就職先ランキングに、NPOが入っているのが、一時期話題になりました。
その名も「Teach for America」。
日本でも同様の組織が立ち上がり、「Teach for Japan」が活動しています。
この組織も最高に格好いいのですが、しかし、「その国」の教育をよくしようとしているだけなのです。
その点TFTはどうでしょうか?
個人的に、日本ではTFTはかなり名の知れた運動だと思っていたので(大学で提供されていたから)、teach for americaを見たとき思いました。
恐らく、アメリカでもっとも人気のあるNPOのteach for americaは、自国に対して非常に素晴らしい貢献をしている。
ただ、日本でもっとも人気のあるNPOであるTFTは、自国以外に対しても素晴らしい貢献をしている。
これって、結構すごい事なんではないか?
国内のポジティブインパクトにとどまらず、海外にも良い影響をもたらそうとするその姿勢が。
そういう組織が日本初で立ち上がったことに、結構感動しています笑
【ちょっと響かないです笑】
「トリフォートゥーにお金なんて使いたくねえよ、爆薬を買う事で途上国に給食を提供するってなんだよ……」
なんにせよ、もしこれが響かなければ申し訳ありませんでした……。
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お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。
ぜひご覧ください!
お金の使い方がわからない? なら、医療の闇を覗いてみます?
まずは皆さんにこちらの動画を見ていただきたいです。
泣ける動画なので見るのは全然負担ではないですよ!
さて、どうでしたか?
本当にいい話だったじゃないですか!?
今回は医療の話を書こうと思っているのですが、医療というのは常に、
「自分が正しいと思え、相手を助ける施し」
であるべきなんです。
そしてその施しの連鎖が、世界を一つ一つ豊かにしていく。
医療とは元来そうあるべきものだし、国民皆保険など素晴らしいシステムを有する日本は、そのような医療が行われている。
そう思っていました。
しかし、どうやらそんな甘い事は言ってられないようで。
自分たちの目につかないところで着実に、医療は上の原則から背き始めているんです。
ひょっとすると、医者の方でさえ気付いていないような、一般の人の雲の上の領域で……。
それを気付かせてくれる、というか、そういう世界があり得ることを絶望的なまでに教えてくれる本。
それがこちらです。
では目次です。
【何故お金を使う価値があるのか?】
なぜこの本にお金を使う価値があるのか?
それは、医療ビジネスの実態をつかめるからです。
しかも、個人レベルから立ち向かうための示唆も書いてあります。
だからこそ、これは読む価値があると判断し、皆さんにも力強くお勧めできます。
では、少し医療ビジネスについて書いていきましょう。
医療ビジネス。
響きはとても悪いですよね笑
しかし、実際医療というのはビジネスとして、とても素晴らしいポテンシャルを持っているんです。
ビジネスの基本の一つで、「情報の格差はお金を生む」というものがあります。
すごくストレートなもので言うと、本もそうですよね。
自分自身が知らない知識を得るため、消費者は「お金を払い」本を読みます。
これは著作者側が「情報を多く持っていた」から生み出せた利益です。
そして、この「情報の格差」がめちゃくちゃ深く横たわっているのが、「医療」という分野です。
私たちは医師よりも持っている知識が少ないです。
だからこそ、「お医者さんが処方してくれるなら」とか「お医者さんの診断なら」という理由で治療を選択しますよね?
この情報格差のおかげで、医師は治療効果があまりないような薬を売り、利益を多く上げることができるのです!
なんてちゃちな話じゃありません笑
この本を読むと、
「医師が効かない薬を売りつけて、何度も通院させて荒稼ぎしてるんじゃないか?」
なんて疑いは、真実の部分もあるかもしれませんが、大して重要ではないことが分かります。
医療ビジネスの構造を図で見ていきましょう。
これは本に書いてある「アメリカ」での話です。
ですが、日本も何も知らずにいるといずれこうなってくるかもしれないので、抗う準備をしておきましょう。
SPの曲を聞きながら見ると、徐々に真実が暴かれていって妙に盛り上がります笑
ではみなさん行きましょう、レベル1。
私たちとお医者さんの凄く平和な関係です。
「あのやぶ医者ふざけんな、処方されたの飲んでも効かねえよ!」レベルの世界です。
残念な薬と書きましたが、当然素晴らしい薬が渡されることもあるので、そこまで悲観的に考えないでくださいね笑
どうしても普通の生活では、この世界観でしか物事を捉えられないぐらい、視点が狭くなってしまいます。
ではレベル2。
悪のベールを徐々にはがしていきましょう!
とりあえず医師に繋がっている矢印の根元を見てみましょう。
出ました、製薬会社です!
もちろんこの世界にあるのは、悪い製薬会社ばかりではないはずです。
ただ、残念ながらアメリカを支配する大手の製薬会社は、なかなか鬼畜野郎どもが揃っているかもしれません笑
新薬の長期的な服用に関する安全性を確かめないまま、市場に放って売上をあげることは日常茶飯事です。
お医者さんはそれを見抜けないのか!? となるかもですが、お医者さんがきついのは皆さんご存知ですよね?
毎日に忙殺されてしまい、いちいち医薬品の効果に関する論文を読めないのは、容易に想像できます。
「え!? 効かない薬流してるのは製薬会社かよ、ふざけんな滅ぼす!!」
のレベル2でした。
しかしここで皆さんは疑問に思うかもしれません。
「いや、なんでそんなクソみたいな新薬が市場に投入されるの笑 検査とかあるから無理でしょ笑」
そうなんですよ、検査があるからそんな事は起こらないはずなんです!
我らが政府が僕らを守ってくれる!!
政府、取り込まれちゃいました☆
この問題において非常に大事なのは、「この規格以下だったら販売しちゃダメです」という法律を作ってくれる政府です。
しかしその政府ですが。
政治家の集まりであるのは皆さんご存知。
政治家もやはり、活動のためには資金調達をしなければなりません。
その相手の一つが巨大な資産を持つ製薬業界なのです!
援助してもらっている手前、製薬業界に不利な法律はあまり通せません。
それどころか、不正献金を受け取り、製薬業界に有利な法律を整備したりするかもしれません。
非常にヤバいです。
「え!? 薬の認可基準とか製薬業界に支配されてんの? おいおいふざけんなよ、政権交代だ!」
皆さんがそう思うのもわかります。
ただ、病気の「原因」は全く別の領域から来ているので、そこにも視野を広げなければなりません。
レベル4の世界。
食品業界が来ました。
『新・医療ビジネスの闇』の中では、人工甘味料であるアスパルテームなども体に有害、と言っています。
この本には論文を参照できるように、引用文献が書いてあるので、アスパルテームの話などもしっかり追跡できます。
この本では、食品業界が様々な添加物を使う事により、肥満などの症状が生まれる、という構造が指摘されています。
アメリカでは実際に肥満の方も多いですよね?
その原因の一つは、当たり前ですが食品だったわけです。
そして、食品系の会社で左に位置している「穀物種子会社」。
これは『モンサント』という企業の事です。
なんでモンサントだけピックアップしているかというと、遺伝子組み換え作物のトップシェアを誇る企業だからですね。
彼らもまた悪い事をしています笑
ただ、彼らの悪い事というのは、遺伝子組み換え作物の「安全性」を全然重視していない、という事です。
別に食品に添加物を混入させている、みたいな悪事ではないです。
モンサントのすがすがしいまでの悪をこの本は伝えてくれます。
というか、『新・医療ビジネスの闇』を読むだけで、おなか一杯なぐらいハッスルしてくれちゃっています笑
――しかし、色々こういう話をしていると、疑り深い人は「一方の意見に偏りすぎたな、気持ち悪い」となると思います笑
医療や食品を取り巻く世界観を悪く言いすぎだと。
僕もそういうタイプで、だからこそ『新・医療ビジネスの闇』に書かれていることを、すべて鵜呑みにしてるわけではありません。
ただ、ビジネスモデルを考えると大いにあり得る、という事を実感してほしいんです。
食品系の企業も、製薬会社も、もし同じ株主から出資を受けているとしたら?
食品で体調を崩して、病気になったら製薬会社の薬で利益をあげる。
ここまで効率のいいモデルはなかなかないです。
だからこそ、それを実現できる資金力がある存在の、「想い」「価値観」「志」。
それひとつで世界は揺り動いてしまうという事を実感してほしい、と思っています。
「……ダブルパンチかよ、……どう立ち向かえばいいんだ……?」
絶望が間近に迫る、レベル5です。
最後はさくっと説明してしまいましょう。
近代はエネルギーに支えられています。
我々は電気なしでは生きていけない。
エネルギーなしでは生きていけない。
結局インターネットを使うにも電力が、野菜を作るにも耕作機を動かさざるを得ない、薬を作るにも工場を動かす電力がいる。
エネルギーは(現代人の生活にとっては)すべての源です。
もちろん、現代人の生活を維持しないでいいのなら、エネルギーとは無縁になれるので、上のモデルで搾取されるのも防げるかもしれないです。
ただ、もしこのモデルを維持したまま生きていくなら、この事実は知らなきゃいけない。
世界は有機的に絡み合い、現在その頂点に位置するのはエネルギーの源泉の石油です。
さあ、これが医療業界の闇です。
医療という狭い分野からは見渡せない、広大な世界観が広がっていてびっくりしませんか?
千反田えるちゃんなら「思えば遠くへ来たものです……」ってなりますよ(伝わったら嬉しい)。
さて、医療業界の闇の根幹となる、世界の有機的なつながりを説明しました。
この本は上の図で出てくる、様々なプレイヤーの、「おいふざけんなよ笑」レベルの悪行をまとめて示してくれています。
だからこそ、お金をかけて、あるいは図書館から借りて時間だけ使ってでも、読む価値はある物だと思います。
【ファンである自分の雑記】
世界のつながりについて書いていたら思いのほか長くなったので、特に何も書きません笑
ただ、遺伝子組み換え作物の安全性に関する「危うさ」が分かったり、医療業界の闇を理解したことで、TPPの闇についても見えてきました。
TPPに関してもこの本の最後で触れられており、止めた方が良いよこれ、ヤバいよこれ!!
みたいな感じがすごく伝わってきました(実際読むと危なそうです、本当に)。
なので、TPPに反対できるきっかけないかなー、と思って探してきたのがこれです。
ネット署名です。
さあみなさんも、ぽちっと押すだけなのでやってみましょうよ!(あ、そういえば会員登録はいります)
ワンクリック詐欺感がすごいですが笑
では、今回紹介したものをまとめておきます。
【ちょっと響かないです笑】
「いや、規模がでかすぎてなんも言えねえんですが……」
となってしまった方、申し訳ありません……。
今回の記事ではお金の使い方がわからないままですね……。
お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。
ぜひご覧ください!
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お金の使い方がわからない? なら至高のエンタメに使います?
(キングコング 西野 公式ブログ Powered by LINE より)
「お金の使い方がわからない……。お金ってどう使えばいいんだ……?」
この悩み、抱えている人にとっては本当に深刻ですよね……。
自分自身もあまりお金を使わないタイプなので、とてもよくわかります。
そこで今回はお金の使い方を提案するために、至高のエンタメを追及する、西野亮廣さんを紹介しようと思います。
では目次です。
【西野亮廣とは?】
西野亮廣さんをご存知でしょうか?
背景黒くしてものすごいドヤ顔を決めている彼です。
知らないよという方に説明すると、この方はお笑い芸人です。
ただ、なんかもう最近はお笑いとは全然違う領域で、エッジを効かせています。
面白絵本作家とか自称しています。
マジ詐欺です。
この人が描いた作品面白くないです。
笑いとかゼロで泣けます。
面白いというのを、仮に笑えると捉えたらもうゴミカスです。
ですが、面白いというのを感動すると捉えたらもう神。
いやもう、ザ・ゴッド。メシア。いやメシアは違うな。ダルメシアンか。それは犬だな……。
話が逸れましたが、今はお笑い芸人としてではなく(もちろんそっち面でも、活動しているっぽいんですが)絵本作家とか、そういう変な方向に突き進んでいる方です。
【洞察が正しくてムカつく】
西野さんはブログをやっています。
このブログを見ると、お金の本質は信用であり、しかもクラウドファンディングみたいなシステムによって、信用を換金できる世界になっている、みたいな考察をしています。
信用を集めれば、もうお金なんて集めれちゃうような時代になったよ、と。
なんて正しいんだ……そして正しい考察をしているからむかつきます笑
なんでムカつくって、自分自身が現在この人に劣っているのが明確だからです!
おこです。自分の非力っぷりに激おこぷんぷんまるです(古い)。
まあここで、自分の小ささと非力さを嘆いてもしょうがない。
小さく、強かに、このブログから何か始めていければいいなと思いつつ、よい記事を書いていこうと努めます……!
【えんとつ町のプペル】
(大ヒット中の絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します(キンコン西野) - Spotlight (スポットライト) より)
さて、西野さんの挑戦の一つをご紹介します。
西野さんは『えんとつ町のプペル』という作品で、絵本業界に新しい風を吹きこもうとしました。
ここで誤解をしないでほしいのですが、『えんとつ町のプペル』は何も、西野さんだけが作った絵本ではないです。
上の絵を見てください。
そこまで書き込む笑?
ってぐらい精密な所が描かれていますよね。
それもそのはず、この絵本は実に多様な書き手の参画により、成り立っているのです!
何人ぐらいかは忘れたんですが、もう相当な数が関わっているんではないでしょうか。
そうやって多くの人の力を集め、出来上がった作品がこちら。
作者が西野さんという形になっていますが、これに参画している人たちは本当に大勢います。
ここは勘違いしないでほしいですね。
ただ、この作品を作ろうと企画して、色々と巻き込んで一つの絵本にする。
その一連の流れの中で、企画をコントロールする立場にいたのが西野さんだった。
監督というポジションですね。
……そう考えると、監督って書いた方がよくね感が今更ながらすごいっすね……。
さて、脱線が長かったですが、この絵本は本当に多くの人の協力で生み出されました。
そしてその絵本は発売から、実に様々な炎上を経験しています。
炎上と言っても、焚書みたいに燃やされてるわけじゃないですよ?
絵本業界ではありえなかったことを、次から次へと実行していったことで、社会がびっくりしてしまったのです。
その辺の一連の話については、
ここからの5個ぐらいの記事に書かれているので、ぜひ読んでみてください!
たぶん、ここに書かれている内容は、読む人によって感じ方が違います。
ここから5記事ぐらい読んで、「うん、まあ正しいこと言ってそう」となる人。
お金の使い方がわからないから、西野さんに使ってみるのも悪くない、となると思います。
「いや、全然意味不明なんですけど?」となる人。
その人は西野さんとは相性が悪いので、今回の記事ではお金の使い方を提示できないです……。
申し訳ない!
また別の記事で、そういう方には新しいお金の使い方を提示できるよう、精進していきます!
この本の炎上問題に関して、この記事も見ておく価値があるので、そちらも紹介しておきます。
【僕らの町を作ろう!】
西野さんのチャレンジで、もう一つ面白いものがあります。
「ディズニーを倒す」と西野さんが宣言しているのはご存知でしょうか?
この辺にも述べられているのですが、西野さんはディズニーを倒すために、ディズニーに勝るエンタメは何か?
それを常に探求しています。
その一つの結論として、出てきたのが上の記事でも述べられている、「町作り」。
なぜ町作り程度が、ディズニーを上回るエンタメとなりうるのか?
すごく納得ができる考察が、ここで開示されています。
これに納得できる方は、これからのお金の使い方の一つが見えてくると思います。
西野さんが次にするプロジェクト、少しお金を使ってみたくなりませんか笑?
西野さんが起こす一連の騒動(?)を面白く眺められるなら、それは立派な趣味です。
そして、お金の使い方がわからないという状態から、脱出するお手伝いができたなら、とても嬉しいです笑
【ちょっと響かないっすね笑】
「西野マジ調子乗ってるわうぜえ……」
となってしまった方は、不快な思いをさせてしまってすみません……。
「この記事を読んでも、まだお金の使い方がわからないままなんだが……」
という方がいるかもしれません。
お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。
ぜひご覧ください!
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お金の使い方がわからない? なら「ぱくたそ」に使ってみます?
「お金の使い方がわからない……。『お金 使い方 わからない』で検索してみるか…………反応おそくね? しかもなんかぬめぬめするし何このニューモデル……aBrage(エーブレイジ)? 名前格好いいな……」
「てかこれあぶらあげじゃね?」
aBrageは思わず自分でも震えるネーミングセンスでした。
皆さんも『お金 使い方 わからない』と、あぶらあげで検索を試みたことがあるはずです。
自分自身もあまりお金を使わないタイプなのでとてもよくわかります。
そこで今回はお金の使い方の提案の一つとして「ぱくたそ」に使ってみちゃうことを紹介しようと思います!
では目次です。
【そもそもぱくたそって?】
皆さんからすれば、そもそもぱくたそってなんだという感じですよね笑
ぱくたそというのはこんなサイトです。
これを見ても分かりづらいと思いますが、ブログなどで使われている写真ありますよね?
あの写真、結構の部分がフリー素材と言われる無料で使えたりする画像なんです。
そのような画像を提供してくれるサイトはネット上に複数あるんですが、ぱくたそはそのうちの一つなんですよー。
実際にどういう写真があるかご紹介しましょう。
aBrageで通話する男性。黄金色のスマートフォンがいい感じですね。
aBrageは高い伸縮性を誇ります。従来の材質では実現しえなかった、次世代のコンパクトスタイルをあなたに提供します。
何とも言えない切なげな表情が嗜虐心をそそりますね……(大嘘)。
ピントが合わなかったからめっちゃ怒ってますね……。
アァンパァァァァンチ!!
とか言ってそうですね笑
そう、このぱくたそというのは役者さんが演じている写真が多いのですが、どれも強い想いを感じさせる渾身の一作なんです!
しかも当然男性だけではないですよ、女性もいるわけなんですがもうとりあえず有無を言わずご覧ください。
遠目から見ても可愛いモデルさんですが……。
近くから見るともうなんというか死にそうです。スキー板になりたい。いや、スキーウェア? でもそこまで行けるならむしろ下g……おっとこれ以上は記載禁止用語だ……。
むしろ妥協して細胞になりたい。
こちらは別の女性ですが、もう可愛いですね。そうバットになりたい。でもバットがありなら制服……しかし制服までOKならむしろ下g……。
いや、妥協しておきましょう。むしろ恋人になりたい。
妥協してもしなくても幸せという選択肢、すごいですね……。
さて、このようにモデルさんがとにかく渾身で素晴らしいのがぱくたそというサイトの特徴です。
もうこの時点でぱくたその事が気になってしまった方は下でチェックしてみてはどうでしょうか?
【ぱくたそってこんなに面白い!】
さて、ぱくたそのモデルさんが素晴らしい渾身の演技を見せてくれることはすでに上でご紹介しましたが、それ以外にもぱくたそには魅力があるのです。
それは写真のタイトルです。
例えば上に出てきた
この写真のタイトルはなんだと思いますか?
せいぜい普通に名前を付けたら「紙をくしゃくしゃにして憤慨する人」とかですよね?
でもぱくたそでは「ぜったいに許さんぞ虫ケラども!!!」とかいう意味不明なタイトルがついています笑
このようにぱくたそは写真での演技が渾身であるだけでなく、写真のタイトルの付け方にも命を懸けているのです。
以下にいくつか紹介してみます。
部下「残業代支払ってください!」上司「君、毎日定時で帰ってるよね?」
新しい指示ごとにメガネを外してキメてくる上司
自分のマイナンバーが気に入りません。好きな番号に変更できませんか?
などなど。
ちょっと僕の笑いのセンスはあれかもしれないので「全然笑えねえよ!!」みたいなことがあるかもしれませんが、ご安心ください、ぱくたそには様々な笑いが落ちているのでやはり一度見てみる価値があると思います!
【ぱくたそは本気です】
「まあ彼らがそういうのに励んでいることは分かったよ。でも無料で写真を提供できちゃうってことは給料がないわけでしょ? そんなのみんな本気でやってんの笑?」
という疑問を抱く方もいるでしょう。
それに関してはどうかこの素晴らしい記事を読んでいただきたいです。
ボランティアだから本気じゃないとかそんなことはないんです。
地震の被害にあった場所に全力で飛び込んでいくボランティアの人たちが本気であるように、彼らも全力を注いでモデルというものや写真撮影に臨んでいるんだという気合が分かる記事になっています。
【ぱくたそのファン(僕含む)も本気です】
そしてぱくたそのファンも負けていないぐらい本気です笑
例えばこの記事を見てもらいたいです。
ぱくたそへの謎の熱を感じる非常に熱い記事です笑
僕自身ぱくたそに全然関係ないのに無駄に熱い記事を勝手に書いてしまっている訳ですが笑
僕がこの記事を書き始めようとしたきっかけをお伝えしますね。
「そんなの興味ねえよ……」
という方のために3行で説明します。
ぱくたそLOVE!!
あれ、ぱくたそが寄付をお願いしている!!
自分は学生のせいで金がうまく捻出できねえ……!!
よし、応援記事を書いてそこから寄付を募ってみるぜ!!
4行だ、だがそれがどうしたというのか?
そう、自分自身は寄付をしたいと思ったが、お金が手元になかったので代わりに時間と自分の労働を寄付してぱくたそに貢献しようと思ったのです。
個人運営のサイトっぽいので、結構運営も大変なんだろうなあ、と思ったりしています。
なので、これを見て「ぱくたそ面白いな、暇つぶしに画像を眺める代わりにちょっと寄付してやるか……」と思った方はぜひ寄付しちゃってください!
【ぱくたそを応援したいと思ったら?】
こちらから寄付ができますのでぜひお金を使っちゃってください笑
ただ、別にぱくたそが好きにならなかったなら寄付をする必要はないと思います。
本当に自分自身が応援したいと思った活動を見つけて、それに寄付をする。
お金の使い方がわからない人はきっと、自分自身が何を応援したかったり、喜ばせたいのかが見えていないんだと思います。
応援したかったり、喜ばせたかったりする対象が自分自身であれば、それは趣味という形で現れるでしょうし、それが他の物であれば、それは寄付という形で現れるでしょう。
なので、お金の使い方がわからない人は、本当に自分がしたいことや、誰かほかの人でもいいからしてほしいこと、みたいなことを探すことから始めてみるのがいいのではないでしょうか?
そうすれば、自ずと自分だけのお金の使い方が見えてきますよ!
【ちょっと響かないな笑】
ぱくたそが響かなかった方、いると思います笑
お金の使い方がわからない人に、他にもさまざまな提案をしています。
ぜひご覧ください!
もし記事が面白ければ、シャアなどお願いします!
「子供がゲームをやりすぎ!」それ、才能の種にできますよ?
「子供がゲームをやりすぎていて将来悪影響が出ないか不安……」
子供がゲームをやりすぎているのはいつの時代も不安になってしまいますよね……。
ですが、ちょっと見方を変えると、それは才能に変換できる可能性がありますよ!
今回はその方法について考えてみたいと思います!
では目次です!
……このページは書いている途中です、お気に入りに登録してお待ちください!
ハイパーインフレによる財政破綻を懇切丁寧に説明します!
皆さんおはようございます、こんにちは? こんばんは!
前回に引き続き、自分のような経済のけの字も知らない人に向けて、財政破綻について説明します!
上の写真は前回も利用したんですが、今回も使っていくスタイルで。
なんたってたたずむ少女が魅力的すぎじゃないですか? 地獄に舞い降りた天使的な? この子がいれば食料の配給とかなくても生きていける。
ちなみに前回の記事はこちらです。
highishiki.hatenablog.com では今回の目次です。
【5.ハイパーインフレによる財政破綻】
これにはまずインフレというものの理解が必須になります。
それについては下記の記事に書いてあるので、ぜひご参照ください。
もしインフレについて既に知っておられるならば、この記事は読み飛ばしてもらって大丈夫です。
さて、歴史的に見るとハイパーインフレによる財政破綻は、戦争後に生じていることが多いです。
第一次世界大戦後のドイツが有名ではないでしょうか。
物価が1兆倍程度に膨れ上がり、とんでもない価格で物が取引されていた時代です。
1兆倍というと、うまい棒が一本10兆円で取引されている時代という事ですね。
どれだけ高級な材料で作ったんだレベルの価格帯です笑
うまい棒フカヒレ味的な?
包装がダイヤモンドでできていてもおかしくない次元ですね……。
さて、そんな異常事態が発生してしまったのなら、当然ながら何故そうなったのかが気になります。
ハイパーインフレは多くの場合、国家がお金を刷りすぎた場合に生じます。
ここからはドイツのハイパーインフレを例に出します。
お金を刷りすぎたことで、どうやってとんでもないインフレが生じてしまうのか、解説しようと思います。
ただ、とりあえず意識しておいてほしい事が一点あります。
「解説の図を作ってみたはいい物の、これが実際にドイツで、この流れで起きたのか確証がない」という点です。
自分はハイパーインフレの事を理解するうえで、とりあえず『ハイパーインフレの悪夢』という本を参考にしました。
しかしまあ、これがなかなか曲者で笑
この本はハイパーインフレが起こると、どういう形で社会に影響を与えていくかを克明に描き出しています。
ハイパーインフレの中で荒んでいく国民の心や、青天井で上がり続ける物価。
様々な事件がハイパーインフレとどう関係していたのか、などがすごい情報量で書かれています。
このように素晴らしい本なのですが、ちょっと欠点がありました。
一つは政治家が財政政策をことごとくミスる様が、もう冗長と言っても差し支えないレベルで大量に書いてある点。
(財政とインフレの関係を理解している人が、ドイツにいなかったのも、インフレが進みすぎた要因の一つのようです)
二つ目は、結局どういう構造でハイパーインフレが起こっているのか、見えづらいという事です。
なので、解説の図で起きたことが実際にドイツで起きたのか、は定かではないというのを一つ断っておきます。
ただ、以下の思考実験でわかるのですが、この流れでもハイパーインフレは起こるので、それで許してほしいです><
まず最初の図。
この中で矢印はものとお金の流れを示しています。
割り当てられている数字は、その順番で出来事が起きたことを示しています。
まず忘れないでほしいのは、ドイツは戦争中であり、「戦時飢餓」が発生していた事です。
やはり戦争中なので、国民の食糧などの供給量は少ないです。
その一方で、政府には軍需産業にお金を突っ込む必要がありました。
と言っても、当時はお金の運用の仕方も含めて、政府ではなく軍部がその権力が握っていたようですが。
その辺の事情もあり、政府は軍需産業にお金を突っ込んでいきます。
すると軍需産業はうるおい、それにより商品の増産などがどんどん可能になり、利益が増えていきます。
そうすると労働者に流れる賃金が増えます。
戦時飢餓にあえいでいた労働者が、お金を使ってパンをはじめとする生活必需品を買えるようになります。
ここで忘れないので欲しいのが、上の図ではパンしか書けませんでしたが、生活必需品すべて!
すべての業者に対してお金が流れていっていて、図で示されているよりもはるかに多くの業者が、政府が大量に刷ったお金の影響を受けているという事です。
そして当然一般人であるパン屋は考えます。
たくさん売れるので、もっと値段をあげてもまあ売れるだろうと。
そして次の図です。
パンが値上がりしました。
それに合わせてという訳ではないですが、賃金も同時に上がっていきます。
こうなると、小麦を作っている人たちが、「上の地域のパン屋が潤ってるから、上に卸しまくれば価格をあげれるんじゃね?」と考えるのは自然です。
そういう訳で、小麦は上の地域へ卸す前提で価格を設定します。
すると、下の地域、つまり政府の資金注入の影響が来ていない場所でも、パン屋が値上げせざるを得なくなります。
こうなると、下側の労働者はどうしようもありません。
賃金の上昇が起きることもなく、ただ値上がりするパンを眺めるばかり。
右下の労働者の生活は崩壊しはじめます。
『ハイパーインフレの悪夢』で記述されている所によると、このあたりの人たちは中産階級と呼ばれる人たちのようです。
中産階級の人たちがどういうライフスタイルなのかは、見逃したのかもしれないですが分からなかったです……><
ただ、労働をせずとも、割と悠々自適な生活をできるぐらい、そこそこに裕福だった家庭というイメージです。
違ったらごめんなさい……!
また、中産階級の人と同時に教師のような、物を生み出すわけではなかった人たち。
そういう人も、この値上がりに追い付いていけませんでした。
このような状況が繰り返されていきますが、ある時起こるのが次のフェーズです。
ある時、物価の上昇に賃金の上昇が追い付かない時が出てきます。
今まで物価の上昇が後手に回っていたのに、突然賃金の上昇を上回るのには様々な要因があります。
値上げに次ぐ値上げで、生活必需品を作る人たちの感覚は、この頃には麻痺しているでしょう。
上の図のような金の動きの原理を深く考えず、断続的、定期的に行われてきた値上げを今度も行う。
それが当然だと思っている人たちもいるはずです。
今までの値上げ習慣が抜けない、惰性による値上げですね。
そういう人たちが特に何も考えず、労働者の賃金上昇よりも速いペースで値上げを行う、という可能性は十分にあり得ます。
そういう人がある程度塊で出現するとどうでしょう。
ここで商品価格をあげてしまうと、賃金上昇よりも速いペースで物価上昇を起こしてしまう。
そうすると、労働者の生活事情が苦しくなってしまう、と分かっている人たちにも生活があります。
家族の生活を守ることを優先するならば、心を鬼にし速いペースの物価上昇に合わせる、という選択も当然あります。
パン屋で書かれている心理的恐怖、とはそういう事です。
そういう状況になると、いよいよ物価上昇のスピードが加速します。
そうすると労働者は生活がどんどん困窮するので、次は企業に賃金上昇を促すストライキを仕掛けます。
すると工場の動きは麻痺し、例えばそこが生活必需品以外の物を作っていたら、供給が止まります。
供給が少なくなり生活必需品以外に関しても、どんどん値上げがスタートしていくことでしょう。
そして企業側はしぶしぶ賃金上昇に応じます。
何か作り続けなければ結局利益が上がらず、上層部の人も含めて、全員お金が手に入らなくなるからです。
そして賃金上昇が達成されると、また物価をあげていいと考える人が出てきます。
このいたちごっこに陥り、いよいよ物価と賃金がどんどん上がります。
政府は無限に金を刷り続けています。
というのも、ドイツは戦争で勝った国への賠償金の支払いのためにも、お金を刷らざるを得ない状況でした。
賃金の金額に上限があるなどという事もなく、物価と賃金が双方に引き上げあう、無限のループに入ります。
そしてある時、パン屋は思います。
「なんか札束を100枚渡されて、100万マルク(ドイツの通貨の単位です)取引とか馬鹿馬鹿しいよな……。通貨取引、止めます。物々交換にします」
これにて終焉、金でしか労働の対価を受け取れない労働者の生活は、崩壊します。
これがドイツで生まれた、ハイパーインフレによる財政破綻です。
戦争など、色々な要因が複雑に絡まって生じたインフレだったので、これが、この形がそっくりそのまま、日本で再現されることはないと思いますが……。
とりあえず、これが発生した要因をできる限り深堀して、整理してみます。
1.戦時飢餓は大きいと思います。
生活必需品の需要が伸びやすい環境がもともとあって、物価上昇のループが始まりやすかった。
一方、日本は現在食べ物を捨ててしまうほど、食料品の供給が過剰です(これは正直大問題です!!)。
この辺の供給が異様に落ちる段階に入らない限り、生活必需品の物価上昇段階には入らないと思います。
なので、すぐにハイパーインフレは起こらない?
2.戦争に伴って発生することが多い、というハイパーインフレですが、それは紙幣の発行が、戦費調達などでルーズになりやすいからです。
紙幣の発行に制限がなくなれば、いつでもこのような状況は生じえます。
3.そもそも、お金を刷りすぎるデメリットが把握されていなかった。
今はドイツや、第二次世界大戦後の日本などもあり、ある程度その危険性が把握されています。
なので、無謀な紙幣発行は行われないと思いますが……。
うむー、複雑すぎて謎なんですが、まあこんなところでしょうか……。
なので個人的な見解としては、ドイツほどのハイパーインフレが日本で起こる、ということはないと考えていますが……。
正直に言うと、ちょっと勉強してみて思ったのは「経済の難しさや複雑さは尋常ではない」というのが本音です。
日本でも前例のないハイパーインフレや、見たことのない経済現象が起きてくるかもしれませんね……。
ちなみに前回紹介した記事に載っていた、IMFの介入については、要するに国債がどーんと溜まったり、ハイパーインフレになったりして国がヤバい。
ただ、それらが表面化していなかっただけで、事態にIMFが気付いたので介入した。
というだけだと思うので、この二つさえわかっていれば、財政破綻については理解できるのではと思います。
【6.財政破綻にどう備えるのか?】
まあ結論から言うと、「自分で何かを生産する能力を手に入れるか、生産する能力を持つ親友を手に入れるか」ってところですかね……。
正直に言いますと、財政破綻にどう備えるのかと言われても……。
まあ、うーん、お金の価値がいくら落ちても大丈夫なよう、実物を作れるようにしておきましょう、野菜とか……?
あと、日本円の価値が下がっていくのなら、外国の通貨にして所有しておきましょう。
ぐらいの事しか自分には言えないと言いますか……。
『日本 破綻 資産』と検索したらいろいろ出てくるので、それを参考にしてみるべきかもしれないですね……。
ただ、一つだけ感じたのは、もっと投資、経済と人間心理の事について、深く知っておくべきだなあ、とは思いましたね。
この3つの中で、今からどれを勉強しておくべきかと言えば、個人的には後者の人間心理だと思いますが。
まず経済は正直今のシステムがあり得ないぐらい複雑です。
自分には今の経済は、軽々しく学べないものにしておき、少数の人間が利益をあげやすくしているだけに見えます笑
これを社会人の方がけなげに今から学ぶ、というのは時間がかかってしまいます。
仮にそれにチャレンジし、時間をかけて経済を理解したとしましょう。
その知識を運用して財政破綻に備える、という事になると、投資を使う事になると思います。
そうなると次は投資の勉強をする、とかの話になってしまいますし。
それに比べ、後者の人間心理は結構とっつきやすいです。
しかも財政が破たんした時でも、野菜などを作れる人と仲良くなれれば、その人に扶養してもらえます笑
提案こそ冗談めいていますが、ドイツのインフレ時に人々の心を捉えたのはヒトラーでした。
彼が類まれなる人間心理を操る天才だった事は、よく知られています。
そんな壮大な国家転覆などはしなくてもいいので笑
野菜を作ってくれている近くの人と仲良くするため、人間心理を知っておくのはいいのでは笑
読んでいただきありがとうございました!
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ハイパーインフレとは。金が舞い、憎悪が地を這う世界の終わり――【感想】『ハイパーインフレの悪夢』
【(忙しい人)この本を読んでわかること――要はハイパーインフレの世界とはどういうものか】
・ドイツが直面した世界最恐のハイパーインフレの時の状態。市民が極限状態でどう振る舞うかなど、様々な人間の姿も描かれる。
・ハイパーインフレの大きな要因の一つである紙幣の刷りすぎに気付かずに、お金を刷り続ける金融当局のせつなさ? むなしさ?
など。
【文体や書き方】
書き方については特に不満はなく読みやすいです。
ですが……。
どうも個人的には、あまりにも数字の表記が多すぎるのと、政府の財政政策がことごとく空振りに終わるさまが執拗に描かれていて結構読んでいて負担でした……。
数字の表記を取り扱わざるを得ないのは分かります。
ハイパーインフレの世界とはいったいどういう状況になるか、当然ながら物価を取り扱う必要があるのでしょうがないのです。
しかし、にしても一ページの中で2,3回値上がりする様子が描かれても正直面倒だなとしか思わなかったですね笑
政府も空回りした金融政策を次から次へと打ち続けて、その様子は痛ましいにもほどがあるというか、見ていて目に余るものがありましたね。
ただ、物事の原因や本質を見極めて対処することの大切さはひしひしと伝わってきました。
今の世界は本当にGoogleなどの検索能力が発展したおかげで、様々な情報を収集し、課題の本質を見抜きやすくなっているという点で本当に素晴らしい世界だなーと感じたり。
【紹介――ハイパーインフレの世界とは】
想像してみてほしい。
手押し車にうずたかく積まれた紙幣の山を。
道の凸凹で車が揺れるたびにはらはらと紙幣が舞い落ちる。
その景色を見ながら手押し車を押す彼は涙をこぼすだろう。
そこに刻まれた数字は日に日に増える。
輪転機は無制限に回転し続け、けたたましい悲鳴をあげながらこの世の紙という紙を使いながら金を吐き出す。
昨日は紙に書かれていたゼロが6個だったのに、今日には7個になっている。
かつてよく使われていた3個のゼロが並ぶ紙はもはや記憶の彼方に飛び去っている。
その紙がつかわれていた頃が懐かしい。
当時は平和だった。
そのお金を出せば卵が15個ぐらい買えたのに。
それがいつしかその紙はその辺の石ころさえも低い価値しか持たなくなってしまった。
ハイパーインフレの世界とはそういう物だ。
『ハイパーインフレの悪夢』という本はドイツや、その隣国のオーストリアなどが陥ったハイパーインフレの世界とはどういう物かを克明に描いている。
さらに、この本はその使命として、「ハイパーインフレの世界で生きる人間がする振る舞いとはどういう物か」を描き出そうとしている。
この本をそれを知るためだけに読むのはなかなかに重いので、自分もできる限りその世界を真面目に描き出してみようと思う。
これはハイパーインフレが起こる機構とは何かを探った本ではない。
あくまで、ハイパーインフレが人の心にどんな影を落としたのかを書いている本だ。
ハイパーインフレの世界はいつも忍び足でやってくる。
最初はむしろ、景気が良くなるのだ。
当然である、輪転機が無尽蔵に金を掃出し、それを企業の設備投資などにあてさせて、お金を市場に放出しているおかげで、企業は増産が行いやすくなり、その結果として製造できる物の数が多くなり、売上も伸びる。
その結果として労働者として企業で働いていた人たちは賃金の増加に浴することができ、暮らし向きが良くなる。
ただ、一方で賃金という形態、賃金という形ではない仕事を行っている人間はどうだろう。
公務員とかもそうだった。
賃金上昇により、多くの労働者が少し生活に使えるお金が増えたせいで、店側は労働者に合わせて値段を釣り上げる。
だからこの上昇の恩恵を受けられない者たちは徐々に自分たちの影響のない物価上昇のせいでおいて行かれる。
彼らの生活は崩壊する。
そして生活が崩壊して心がすさむと、多くの人は何かに責任を転嫁したくなる。
自分自身が悪いとは思いたくないし、実際この場合当人たちは何も悪くなかった。
その際に矛先に上がったのは、世界の金融を支配していることが多かったユダヤ人だった。
彼らの金融の操り方が悪いのでこうなっているという噂がまことしやかにささやかれた。
そうなると、ユダヤ人弾圧の動きが出てくるのは必然だった。
また、すさんだ心を持つ人たちはこの状況を打破してくれそうな雰囲気をまとう何かを熱狂的に支持する必要があった。
心の支えを必要としていた。
この文脈の中でヒトラーが台頭し、多くの人の心をつかみ、そしてユダヤ人迫害も正当な流れで受け入れられた。
またある時、物価の上昇が賃金の上昇を追い抜いた時があった。
すると労働者は生活が苦しくなるので企業にストライキを実行し、賃金上昇を求めた。
企業は当然ながらそれにこたえざるを得なかった。
しかし、労働者がストライキをしたことによって、本来供給されていたはずのものが供給されなくなったのは大きかった。
そこの供給が減り、そこは当然ながらまたインフレの波の中に巻き込まれていった。
財政政策を担当する人たちは立て続けに発生する問題の対応に追われ、物価上昇の本当の原因とは何かを見誤ってしまった。
ちなみに発生した問題というのは、戦後賠償金の支払いであったり、戦争で勝利し、かつ昔ドイツに因縁があるフランスがここぞとばかりにドイツの工業地帯を差し押さえたり、とにかくまあいろいろだ。
色々な事が積み重なってきっと実態が見えなくなっていた。
だから政治家はまちがえざるを得なかった。
的外れの財政運営が実行され国民の生活はどんどん崩壊へと向かっていった。
それと同時に、ドイツの金であるマルクは他の国の貨幣に比べて価値がどんどん落ちていた。
マルク自体を政府が刷りまくり流通量が増えていたので当然ではあるが。
そしてそれを見て大量の旅行客が押し寄せた。
彼らは1ドルを使って豪遊した。
腹がはちきれんばかりに物を喰いまくり、酒を飲み、劇を見、何から何までのすべての愉悦を楽しんだ。
彼らは1ドルを使いきれなかった。
マルクが下がりすぎていたから。
国民は彼らを恨んだ。
自分たちは物価上昇についていけずに食う物がないときに、外国人旅行客は勝手に来てたった1ドルを使ってありとあらゆるものを食い漁っていった。
また、実際に物を作れる人間は強かった。
農民は農作物を自分で作れたので、食料を普通の人たちに供給できた。
彼らも物価上昇にかこつけてとてつもない高額を普通の人たちに払わせ、自分の私腹を肥やした。
国民は彼らも憎んだ。
……思い出せるのはこんなところ。
色々な所で色々な歪みが生じていて、何が何だかわからない世界。
もしそういうハイパーインフレの世界とは何かについて読んでみたいというのなら、この本を手に取ってみるといい。